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プロ野球交流戦「里崎智也」の予想が当たりすぎた

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.06.22 16:00 最終更新日:2017.06.22 16:00

プロ野球交流戦「里崎智也」の予想が当たりすぎた

『里崎智也』

 

 6月19日まで開催されていた、プロ野球のセ・パ交流戦。本誌では、元ロッテマリーンズの捕手で、2006年WBCのベストナインの里崎智也氏に注目のチームを挙げてもらっていたのだが、その内容が見事的中していた。

 

 まずはその予測を振り返ってみよう。まずは、セパのうち、パ・リーグが有利とし、その理由をこう説明している。

 

「ポイントになるのはやはりDH。基本的にはDHありきでチームづくりをしているパのチームが有利です。セのチームは代打の一番手がDHに入ることが多く、それほど攻撃力は上がらないんです。交流戦でずっとパ・リーグが強いのはこれが一因です」

 

 たしかに、交流戦では例年パ・リーグが勝ち越すことが多く、過去11年で、セ・リーグのチームが制したのは2度だけ。

 

 しかし、今年は少し風向きが変わると予想していた。

 

「ただし、今年の巨人と広島はこれがあてはまらない。DHがあれば巨人は村田を使えるし、広島は新井もエルドレッドも使える。これは大きい。また阪神も福留をDHにすれば試合を休ませる必要がなくなるので、これもいい。セのこの3チームは強いと思います」

 

 パ・リーグが強いと言われるなか、巨人、広島、阪神は善戦するのでは……と示唆していたのだが、広島は同率首位、阪神も全体で4位という好成績を残し、見事に予測が的中。巨人に関しては、残念ながら歴史的な連敗を喫してしまった。

 

 そして、パ・リーグに関してはこう語っていた。

 

「パではやはりソフトバンク。ここへきて柳田、デスパイネの調子が上がってきました。交流戦3連覇の可能性は高いでしょうね」

 

 フタを開けてみれば、ソフトバンクは広島と同率首位。これだけの的中率を考えると、野球ファンは里崎氏の予想を無視することはできないだろう。

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