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「力士は歌がうまい」は嘘!豊ノ島さんが明かす“角界歌へた王”は「石川さゆりの親戚」だった

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.11 06:00 最終更新日:2023.01.11 06:00

「力士は歌がうまい」は嘘!豊ノ島さんが明かす“角界歌へた王”は「石川さゆりの親戚」だった

“角界の音痴王”正代は、NHK『紅白』45回出場の石川さゆりと遠縁の親戚。一月場所は10勝以上で大関復帰となるが、はたして

 

 ほかにも、初代・貴ノ花の『男なみだのブルース』、魁傑の『男の旅愁』、高見山の『ジェシー・ザ・スーパーマン』、朝潮の『ほたる川』などが、現役時代にリリースされて話題となっている。

 

 力士が歌がうまいと思われているのは、このあたりの影響が大きいのかもしれない。では、現役力士でうまいのは?

 

「髙安じゃないですか。フィリピンの血がそうさせるのか、気持ちの乗せ方が独特。艶っぽいというか、“エロい”んですよ。若手では阿武咲でしょう。炎鵬もうまいですよ。

 

 それから現在幕下で、元十両の千代嵐という力士がいるんですが、彼はプロ級。TUBEの前田亘輝さんに『君はなんで相撲やってるの?』って言われたほどのレベルです」

 

 では逆に、へたなのは?

 

「なんといっても正代でしょうね。一緒に歌っていると『あれ、ハモろうとしてるのかな?』と思うくらい音程がズレる(笑)。それでも、最初のころよりはずいぶん上達したんです。本人は石川さゆりさんが親戚だって言ってますけど、あれも本当なのか疑わしいレベルですよ」

 

 最後に、一月場所の注目力士について聞いた。

 

「まずは豊昇龍。先場所も注目していたんですが、予想どおり優勝争いに絡む活躍でした。足腰、体のバネが素晴らしく将来性を感じます。今場所もやってくれるでしょう。そして琴ノ若。新小結の場所ですが、まだ三役に上がっていなかったのが不思議なほど、上位陣を相手に安定した成績を残しています。3人めは髙安。先場所は優勝目前でしたが、惜しくも届かず。しかし最近の安定した相撲内容から、まだチャンスはあるはずです。

 

 昨年は6場所すべて優勝力士が異なり、3場所連続で平幕が優勝したように、今はどの力士にもチャンスがあるといっていい。役力士、幕内上位だけではなく、幕内力士全員が優勝を狙える状況にあると思います」

 

“下剋上”必至の一月場所。外は寒いが、土俵では熱戦が続いている。

 

とよのしま(本名・梶原大樹)
1983年6月26日生まれ 高知県出身 時津風部屋に入門し、2002年一月場所で初土俵。2004年九月場所で新入幕。2016年、左足アキレス腱断裂。幕下まで陥落するも、2018年十一月場所で関取復帰。2020年三月場所後に引退。今年1月、日本相撲協会を退職し、タレントとして活動を始める

 

コーディネート・金本光弘音楽プロデュース・野田 剛
取材協力・東京ビジュアルアーツ

( 週刊FLASH 2023年1月21日号 )

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