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新庄剛志監督が提案した「セ・パシャッフル案」中居正広もかつて語っていた「閏年だけ」夢のリーグ分け構想
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.01.19 16:50 最終更新日:2023.01.19 17:03
1月18日、プロ野球12球団の監督会議がおこなわれ、日本ハムの新庄剛志監督が、シーズン終了後にセ・パ両リーグの垣根を取り払って、12球団をシャッフルする斬新な構想を披露した。
プロ野球の魅力向上が話題に上がり、新庄監督は「シーズン終わりに、ボックスの中に12個入れたボールを引いて、ファイターズはセ・リーグ、阪神さんはパ・リーグみたいにグチャグチャにしていけばおもしろい」と提案したという。
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さらに、日本シリーズを制した球団が米大リーグのワールドシリーズ勝者と対戦する大胆な構想も提示した。
12球団シャッフル案については「タイガース時代から思っていました」と明かし、コミッショナーや他球団監督からの反応は「みんなで前向きに考えていきたいと言われました」とのこと。いずれもすぐに実現するとは思っていないが「野球をもっともっと楽しく、ファンを魅了するために」と、柔軟にアイデアを出したという。
新庄監督が「セ・パシャッフル案」を提案したことが報じられると、SNS上ではプロ野球ファンがすぐに反応。好意的な意見が数多く上がった。
《新庄ってプロ野球ファンの考えを提案してくれるよね セ・パのシャッフルはめっちゃ見てみたい》
《これいいな 実現したら日本球界が盛り上がりそう》
《こういうのは新庄氏しか言えないというか言っちゃいけない空気なんだろうなと》
新庄監督の斬新な「セ・パシャッフル案」だが、条件つきながら、すでに過去に提案していた人物がいる。大の巨人ファンを公言する、タレントの中居正広だ。
中居は2016年4月から、ベースボール・マガジン社が発行する「週刊ベースボール」で、月イチ連載コラム「中居正広のとことん野球大好き!!」をスタート。連載5年めを迎え、2021年最初となったコラム「うるう年だけのリーグシャッフル案」(「週刊ベースボールONLINE」2021年1月18日付)にはこうある。
《昨年の日本シリーズでもセを制した巨人が2年連続でパ・リーグのソフトバンクの前にコテンパンにやられてしまい、盛んにセとパの野球についての議論がかわされていましたよね》
前年の2020年シーズンは、コロナ禍の影響もあり、セはクライマックスシリーズの開催を中止。パはリーグ優勝チームと2位チームによる1ステージ制で開催された。
その後におこなわれた日本シリーズはセ1位の巨人が、パ1位のソフトバンクに4連敗して終了。ソフトバンクは4年連続、しかも2年連続の4戦全勝で日本一を飾った。さらに、2018年から続く日本シリーズ12連勝を達成した。
しかも、パリーグは2013年から続く8連覇。大のG党である中居からしてみれば、なんとかしたいという思いがあったのだろう。
《いろいろな難しい話はすべて置いておいて、セとパを3球団ずつシャッフルして仮に戦ってみたらどうなるんだろうとは思います》
中居は前年のセとパの奇数順位と、偶数順位同士のチームでリーグ分けを想定。
[仮想Aリーグ]ソフトバンク(パ1位)、巨人(セ1位)、西武(パ3位)、中日(セ3位)、日本ハム(パ5位)、広島(セ5位)
[仮想Bリーグ]ロッテ(パ2位)、阪神(セ2位)、楽天(パ4位)、DeNA(セ4位)、オリックス(パ6位)、ヤクルト(セ6位)
の2リーグとしたうえで、こう提案している。
《日本シリーズのような短期決戦では見えなかったもの、ホントのセとパのさまざまな差が鮮明に浮き彫りになるかもしれませんよね。
もちろん実現のためにはリーグの壁、本拠地や移動の問題など、クリアしないといけないことが山ほどありますけど、4年に一度の「うるう年」のシーズンだけでも実験的にやってみるのも手かなと。まあ、僕自身がメチャクチャ見てみたいというのが一番にありますが(笑)》
2022年末に約2カ月間の休養を取っていた中居だが、1月17日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)に出演し、全レギュラー番組に復帰した。
2022年9月26日以来、更新されていない連載コラム「中居正広のとことん野球大好き!!」でも、新たな「中居私案」を提示して、プロ野球界をさらに盛り上げてほしいものだ。
( SmartFLASH )