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詐欺で逮捕されたぱんちゃん璃奈、スピード復帰発表で「自分のことしか考えてない」と苦言殺到
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.02.18 18:13 最終更新日:2023.02.18 18:20
2022年12月、詐欺容疑で逮捕されたキックボクシング選手・ぱんちゃん璃奈。2月17日に逮捕後初の会見を開き、涙ながらに騒動を謝罪。そのうえで、3月の復帰を明かし、SNSではわずか3カ月のスピード復帰に批判の声が殺到している。
「2019年2月にプロデビューしたぱんちゃん璃奈は、無敗で勝ち星をあげ続け、2022年3月にはキックボクシング団体『KNOCK OUT』で、女子ミニマム級の初代王座を獲得。華々しい活躍を見せていました。
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しかし、2022年12月に詐欺容疑で逮捕され、格闘技界に衝撃を与えました。報道によると、6月に開かれた格闘技イベント『THE MATCH 2022』で配布された限定ポスターに、出場した那須川天心と武尊2人の偽サインを記入し、『直筆サイン入り』などと虚偽の説明で販売したとされ、本人も容疑を認めています」(週刊誌記者)
その後、1月に自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を投稿したぱんちゃん。知人から投資詐欺にあって1500万円の損失を抱え、しかも同時期に大きなケガを負って1年以上リングに立てなくなったことから、詐欺に手を出してしまったと説明している。
現在、ヤフオクに出品した3点のうち、2点の被害者には謝罪して和解に至っており、3点めの捜査はまだ続いているという。
そんななか、2月17日の謝罪会見で、ぱんちゃんは「私がしでかしたことに対し、本当に申し訳ありません」として、KNOCK OUT王座を返上すると発表。
警察から格闘家としての活動許可を受け、3月5日に開催される「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE” 大会」でエキシビション戦に出場するという。
ぱんちゃんは「格闘技に助けてもらった人生なのに、格闘技を利用して悪いことをしてしまいました。『ぱんちゃん璃奈』を悪いことをした人で終わらせるのではなくて、ファイターのぱんちゃん璃奈でリングを終えたい」と心境を吐露。
「まだリングに立つのは早すぎると言われるのは当然。それでも応援してくれる方がたくさんいるので、また頑張りたい」と涙ながらに語った。
だが、SNSでの反応は冷ややかだ。特段の謹慎期間を設けずにスピード復帰を宣言したことで、苦言が殺到している。
《悪いことしていて復帰とかまだ、早すぎるし、もう、興行も見に行くのやめた》
《謝罪の体だけで活動に関して自粛など一切なく平常運転。和解が成立している以上周囲が物言う話ではないのかもしれないが、反省の色無しと顰蹙買って当然。本人はもとより、早々に復帰させる団体の姿勢もただただ疑問》
《ぱんちゃん璃奈には格闘技への愛が全く感じられない。自分の事しか考えてないようにしか見えない》
実力は折り紙つきの28歳。ここからどう再起していくのか、注目が集まっている。
( SmartFLASH )