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プロ野球の始球式に引っ張りだこ「稲村亜美」の神野球トーク

スポーツ 投稿日:2017.07.21 16:00FLASH編集部

プロ野球の始球式に引っ張りだこ「稲村亜美」の神野球トーク

 

 2017年もセパ交流戦が盛り上がりを見せ、熾烈な夏の陣へと突入した。タイトなスーツ姿で「神スイング」を披露したCMから2年がたち、いまやプロ野球の始球式に引っ張りだこ、スポーツ番組MCも務める稲村亜美クンの言葉にはベースボール愛がいっぱい!

 

ーー今年のベスト・オブ・始球式は?

 

稲村「試合は雨でノーゲームになっちゃったんですけど、4月8日の甲子園『阪神×巨人』戦ですね。球速103キロでストライク! が入ると、甲子園独特のスタンドからの地鳴りってゆーか、ウォーーッて体の中まで響いてくるような歓声がすごくって、感動しちゃいました。もう快感です。4月25日の『阪神×DeNA』戦でもいいピッチングができたので、甲子園のマウンドとは相性がいいのかもしれません」

 

ーーメジャー帰りの川崎宗則選手(36)にも投げてたよね。

 

稲村「4月28日の京セラドーム『オリックス×ソフトバンク』戦ですね。川崎選手が一軍登録即スタメン、トップバッターという“まさかの展開”だったので、驚きと嬉しさで舞い上がってたら、川崎選手が『稲村さん、よろしくね! リラーックス』と声をかけてくださったんですが、それでさらに舞い上がっちゃって、大暴投(笑)」

 

ーーソフトバンクの交流戦3連覇には、ムネリン効果もあったのかな?

 

稲村「『熱男ーッ』から『ワンダホーッ』にパフォーマンスを変えた、松田宣浩選手(34)とのムードメーカー二枚看板で、とにかくベンチが明るいです」

 

ーー今年の交流戦MVPを獲得した柳田悠岐選手(28)も超のつく絶好調だし。

 

稲村「内川聖一選手(34)、アルフレド・デスパイネ選手(31)という主力を怪我で欠きながらもこの強さですから、後半戦のパ・リーグはソフトバンクが中心になってくると思います」

 

ーー対抗馬は予想外(失礼)のスタートダッシュを見せた楽天かな?

 

稲村「開幕当初からゼラス・ウィーラー(30)、カルロス・ペゲーロ(30)、ジャフェット・アマダー(30)の3外国人選手が打ちまくったのが大きかったですね。192センチ、119キロで、バントをまったくせずにホームラン連発の2番打者、ペゲーロ選手とか楽しすぎます。

 

 投げては8試合連続2桁奪三振の日本新記録を樹立した則本昂大投手(26)。大魔神・佐々木主浩さんのシーズン記録を上回るペースでセーブを重ねている、私と同い年の松井裕樹投手(21)。西武からFA移籍した岸孝之投手(32)、入団7年めの美馬学投手(30)も順調に勝ち星を積み上げていますので、楽天からも目が離せないですね」

 

■大谷復帰の日本ハムが後半戦のカギを握る

 

稲村「いよいよ大谷翔平選手(22)が復帰して、日本ハムも黙っていないと思います。去年の日本一ですから」

 

ーーそういえば亜美クン、去年7月3日のヤフオクドーム「ソフトバンク×日本ハム」戦でも、“一番・ピッチャー”で先発出場した大谷選手を相手に、始球式してたよね。

 

稲村「そうなんですよ。その直後に目の前で、先発ピッチャーが先頭打者ホームランをかっ飛ばすというマンガのようなシーンが……。後日、テレビ番組でご一緒したとき、『(あのホームランが打てたのは)始球式がよかったからですよ』と覚えていてくれたので、めっちゃ嬉しかったです!

 

 去年のオールスターでは試合前のホームラン競争を生で拝見したんですが、大谷選手の打球は飛距離がすごすぎて、笑っちゃいました。やっぱり大谷選手がいるといないとじゃ大違い!」

 

ーー日本ハムというと、巨人からトレードで移籍した大田泰示選手(27)も、水を得た魚のように活躍してるね。

 

稲村「代わりに巨人に移籍した石川慎吾選手(24)も活躍してますから、いいトレードだったと思いますよ。『じゃ、明日から巨人ね』とか本当に突然言われるらしいので、トレードされた選手は、なんとか才能が開花してくれるように応援したくなります。

 

 あとルーキーにも頑張ってほしい。横浜スタジアムで生観戦して、DeNAの濵口遥大投手(22)の投げっぷりに魅了されました。腕の振りに迷いがないし、バッターに立ち向かっていく姿がカッコよかったです。西武の源田壮亮選手(24)、中日の京田陽太選手(23)の活躍も目立ちますし、新人王争いも面白くなるんじゃないですか」

 

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