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DeNAがサイ・ヤング右腕バウアー獲得も「DV解雇」に憂慮の声…思い起こす助っ人たちの「超問題行動」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.03.14 18:00 最終更新日:2023.03.14 18:00

DeNAがサイ・ヤング右腕バウアー獲得も「DV解雇」に憂慮の声…思い起こす助っ人たちの「超問題行動」

写真:AP/アフロ

 

 3月14日、DeNAがトレバー・バウアー投手の獲得を発表した。バウアーは米カリフォルニア州出身の32歳。レッズ所属の2020年にサイ・ヤング賞を受賞している。

 

 2021年に年俸約42億円でドジャースに移籍するも、2022年4月、女性に対するDVMLBから324試合の出場停止処分。その後、処分は194試合に軽減されたが、2023年1月、ドジャースはバウアーを自由契約とした。

 

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「現役バリバリのメジャーリーガーで、まぎれもない超大物です。サイ・ヤング投手が日本でプレーするのは、1962年、中日のドン・ニューカム以来ですが、そのときニューカムは36歳で、前年に登板はありませんでした。

 

 DeNAとは約4億円の契約といわれていますが、格安です。というのも、バウアーの今年の年俸30億円は、ドジャースが負担するからです。

 

 裏を返せば、ドジャースは30億円をドブに捨ててもバウアーを厄介払いしたかった。そして、他の球団も格安で獲得できるのに、どこも獲らなかったということです」(週刊誌記者)

 

 それはなぜか。

 

「出場停止処分となった理由はDV。性交渉中の女性の首を絞めたり、顔を叩いたりしたということです。このDVだけでも拒否反応を示すファンや球団は多い。

 

 加えて、以前から問題視されてきた人間性があります。思ったままを口にする毒舌ぶりが、マスコミやファンとの間に軋轢を生んできただけでなく、チームメイトや球団フロントと問題を起こしてきました。いわゆるトラブルメーカーなのです」(同)

 

 そのことを知るファンも多く、SNSでは、

 

《バウワー、MLBがどこも契約しない時点で怪しいよね。結局、日本ならやれるだろうって舐められているよね。超大物か知らんが、DVは、人間としてダメやろ》

 

《バウワーが横浜?本当かよ…。トラブルで帰っちゃうのかもしれないが…》

 

 など、心配する声がいくつもある。

 

 振り返れば、過去にもトラブルメーカーの助っ人選手は多数存在した。

 

 バウアーのような “バリバリ現役メジャーリーガー” で真っ先に思い起こされるのが、1995年、ダイエー(現ソフトバンク)と契約して来日したケビン・ミッチェル。

 

 ジャイアンツ時代の1989年に47本塁打、125打点でナショナル・リーグMVP、打点王、本塁打王を獲得した大物で、開幕戦では初打席初本塁打となる満塁アーチを放ち、ファンの度肝を抜いた。

 

 だが、その後はケガや2度の無断帰国などで、出場は37試合のみ。当然解雇されたが、ミッチェルは年俸4億円の全額支払いを求め、裁判沙汰になっている。ミッチェルもメジャー在籍時からトラブルメーカーとして知られており「当然の結末」という声もあった。

 

 1997年、阪神と3億円で契約したマイク・グリーンウェルも、メジャーのオールスターに2度出場した大物。しかし、春季キャンプの途中に帰国。4月末に再来日したが、出場7試合めに自打球で右足を骨折。「野球をやめろという神のお告げがあった」との言葉を残して電撃引退した。

 

 巨人で強烈な印象を残したのは、バルビーノ・ガルベス。メジャーではドジャースで10試合登板したのみだが、1996年に巨人入り。その年に16勝をあげるなど大活躍したが、すぐにカッとなる性格が問題となった。1998年には、投手交代を告げられた後、審判にボールを投げつける事件が発生。セ・リーグから出場停止処分を受けている。

 

 以前から日本球界に興味を持ち、たびたび「日本でプレーしたい」と発言してきたバウアー。親日家と言われているが、はたして――。

( SmartFLASH )

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