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巨人原監督が頭を抱える “嬉しい誤算”…米スカウトが侍JAPAN乱獲指令「戸郷も高橋も伊藤も…」

スポーツ 投稿日:2023.03.24 18:12FLASH編集部

巨人原監督が頭を抱える “嬉しい誤算”…米スカウトが侍JAPAN乱獲指令「戸郷も高橋も伊藤も…」

どこまで渡米を応援すべきかプロ野球首脳陣の悩みはつきない(写真・アフロ)

 

 WBC優勝した侍JAPAN。歴代最強と称されたメンバーの “実力” に、驚いたのは日本人だけじゃない。

 

「今回のWBCの日本戦には、多くのメジャーリーグのスカウトが集まりました。試合前、彼らが注目していたのは、投手では山本由伸、佐々木朗希。打者では村上宗隆でした。

 

 ただ、大会が始まると、スカウトの一人は『日本にはこんなに若くて才能のある選手がたくさんいるのか』と驚いていました。MLBでは知られていなかった選手たちのずば抜けた実力に、度肝を抜かれたようです」(現地紙記者)

 

 

 とくに彼らが注目したのが、米国との決勝戦で登板した投手たちだったと言う。

 

「なかでも中継ぎで登板した戸郷翔征(巨人)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日ハム)、翁田大勢(巨人)の評価は非常に高かったです。

 

 彼らに共通しているのは、150kmを超える速球に加え、ウイニングショットに使える “落ちる球” を持っていることです。高橋などまだ20歳ですし、米国だったら代表入りすらしていなかったといいます。

 

 今回のWBCを経験した彼らは、精神的にもタフですし、短いイニングなら今すぐにでもメジャーで通用するはずとの評価でした」(同)

 

 そうした評価を意識してか、大勢は「(メジャーへの)気持ちは芽生えましたね。メジャーに呼ばれるような投手になりたいと思いました」と、将来的にメジャー挑戦を公言した。

 

 日本球界にとっては誇らしいことだが、「巨人首脳部は頭を悩ませている」と語るのはスポーツ紙デスク。

 

「大勢、戸郷に加え、ファーストの岡本和真の評価も高かったんです。決勝でも米国の投手に力負けせず、結果的に決勝本塁打を放っている。

 

 メジャーのスカウトにはすでに “乱獲せよ” との指令が届いている。そして彼らからのラブコールは、選手たちにも届いてしまう。そうなれば、選手たちのメジャーへの憧れが加速するはずです。

 

 巨人は基本的にポスティングでもメジャー移籍を認めていませんが、渡米を希望する選手との摩擦が増えることは必至。すぐに移籍してしまうことはありえませんが、将来的には彼らが抜けてしまうことを覚悟しなければいけなくなるかもしれません」

 

 今回の侍ジャパン30人のうち、メジャーリーガーは大谷翔平ら4人だったが、この様子では、3年後は半数以上をメジャーリーガーが占めるかもしれない。

( SmartFLASH )

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