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大谷翔平がかぶって注目集める「戦国武将の兜」重量2kg、通訳の水原氏が鹿児島から取り寄せた“本物”
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.10 22:10 最終更新日:2023.04.10 22:10
4月10日(日本時間)のブルージェイズ戦に、3番指名打者でスタメン出場し、3回に、花巻東高校の先輩である菊池雄星から左中間へ特大の3号2ランを放った、エンゼルスの大谷翔平。ベースを1周し、ホームに戻ってきた大谷にかぶせられたのは「兜」だった。
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これまでにも、メジャーリーグではホームラン・セレブレーションとして、さまざまな儀式がおこなわれてきた。大谷のエンゼルスも例外ではなく、昨季は本塁打を打った選手にカウボーイハットがかぶせられ、今季は昨シーズンのNBA王者・ウォリアーズのロゴ入り麦わら帽子がかぶせられていたが、7日に本塁打を打ったトラウトが兜をかぶらされたことで注目が集まり、ネット上では、
《大谷さんにも兜を被って欲しい》
などの声が挙がっていた。今回、ついに大谷の兜姿が実現したわけだが、ファンが気になるのは「どこの兜なのか?」という点。
「ANNニュース」の報道によれば、こちらの兜は、鹿児島県にある「甲冑工房丸武」が製作したもの。1958年創業の同工房では、戦国武将が戦で着用した本物の鎧・兜を再現しており、大谷がかぶった兜は「黒塗十八間筋兜(くろぬりじゅうはっけんすじかぶと)」という、18枚の鉄板を貼り合わせてつくられた逸品。約2kgと、ズッシリとした重さがあるとのことだ。
トラウトが兜をかぶった7日の試合を中継したNHK BS1の吉田賢(まさる)アナウンサーは、兜について「大谷選手が準備したそうです」と話していたが、エンゼルスの広報によれば、チーム内で兜のアイデアが出て、大谷の賛同を得て、大谷の通訳でもある水原一平氏が日本から取り寄せた、ということのようだ。
ちなみに、大谷が兜をかぶった様子は10日の日本テレビ系情報番組『DayDay.』でも取り上げられ、武田(たけた)真一キャスターが「なお、エンゼルスは敗れてしまいました」と伝えると、MCの山里亮太は「兜をかぶってるので、直江兼続になったのかと思いました」と、「なおエ」とかけてボケる一幕も。
大谷のかぶった兜が、どの戦国武将がかぶっていたものかは定かではないものの、日本人選手の大谷が兜をかぶったことで、SNS上には
《この兜、大谷専用にすればいいのに》
《兜かぶりたくて早めに帽子とってるのもいいし、最後大事そうに兜をクーラーボックスの上に置いてるのもいい》
《兜を被ってハイタッチ中の満足顔が良い!! 苦しゅうない感!!》
など、その姿を喜ぶ声があふれた。
この日の試合は「勝って兜の緒を締めよ」とはいかなかったエンゼルスだが、今季、大谷の兜姿が多ければ多いほど、エンゼルスのプレーオフ進出は近づくはずだ。
( SmartFLASH )