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大谷翔平の“相棒”トラウトが残留を熱望「プレーオフ進出ならチャンスが」トレード拒絶するエ軍の“愛”は届くのか

スポーツ 投稿日:2023.04.22 21:25FLASH編集部

大谷翔平の“相棒”トラウトが残留を熱望「プレーオフ進出ならチャンスが」トレード拒絶するエ軍の“愛”は届くのか

大谷とトラウトは大の仲よしだ(写真・AP/アフロ)

 

 まさに圧巻の投球だった。

 

 4月22日、エンゼルス大谷翔平投手は2番・投手で先発出場。7回102球を投げ、11奪三振、無失点と快投した。4月11日に登板した際は四球を5回も出し、不安が見られたが、今回はコントロールもばっちり。

 

「大谷が得意とする魔球『スイーパー』も絶好調でした。あまりの緩急に、膝をつく打者もいたほどです。オホッピー捕手が怪我で離脱し、マイナーから昇格したばかりのチャド・ウォーラック捕手が初めて女房役を務めましたが、こちらも問題なし。大谷が主導したのでしょう」(MLB担当記者)

 

 

 投手として今季3勝め。シーズン防御率は異次元の0.64を記録し、MLBでは称賛の声がやまない。そこで現地が気をもむのは、大谷の今後の動向だ。

 

「大谷の契約は今シーズンが最後です。オフにはFAとなってしまうため、あらゆる球団が大谷争奪戦に参加するでしょう。『ロサンゼルス・タイムズ』などの現地紙では、契約の総額が800億円にものぼる可能性があると指摘しています」(同前)

 

 エンゼルスとしては、長期の高額な契約を結ぶよりも、ヤンキースやメッツなど大谷を希望するチームとトレードをおこなう選択肢もある。

 

「しかし、エンゼルスにはその意向はありません。MLBコラムニストのジョン・ヘイマン氏は、『ニューヨーク・ポスト』に寄稿した記事内で、球団関係者から聞いた話として、トレードは『ゼロ・パーセント・チャンス』つまり、絶対にありえないと語っていたと書いています」

 

 ということは、エンゼルスは大谷との契約延長に望みを捨てていないということだ。

 

「ヘイマン氏は同記事で、大谷の盟友であるスラッガー、マイク・トラウトが『最終的にプレーオフに出れば、私たちに(契約を延長する)チャンスが生まれるかもしれない』と語った、という言葉を紹介しています」(同前)

 

 トラウトの“大谷愛”はファンの間ではよく知られたことだ。

 

「2人は本当に仲がいいですからね。球界切ってのスラッガーとして、お互いに尊敬しあっています。ファンは、2人がベンチなどではしゃぐ姿を『トラウタニ』と呼んでいますが、トラウトもこの言葉を気に入っているそうですよ。みんなでがんばって、ポストシーズンに出場すれば、大谷が残ってくれるかもしれない――。なんとも大谷愛にあふれたコメントですよね」(同前)

 

 現在、エンゼルスは10勝10敗で3位。シーズン序盤とはいえ、地区大会優勝に向けては、もの足りない結果となっている。

 

「大谷の代理人を務めるネズ・バレロ氏は、2月に『シーズン中に契約延長交渉はおこなわれない』と断言しています。すでに開幕してしまったので、言葉どおりに受け取れば、交渉は閉幕後となるでしょう。あまたの人気球団から声がかかるなかで、エンゼルが契約を勝ち取るのは難しいかもしれません。エンゼルス側は、なんとかシーズン中にも契約延長ができないか打診するでしょうね。そのためには、大谷が今後もプレーを続けたいと思えるほど、エンゼルスが波に乗る必要があります。大谷が求めるのは“勝てる”チームですから」(同前)

 

「トラウタニ」が、ポストシーズンで活躍する姿はぜひ見てみたい。でも、ヤンキースのユニホームも似合いそう……。果たしてどうなることやら。

( SmartFLASH )

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