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八村塁、日本人初の「NBAリーグ優勝」実現できるか…“差別” “失踪騒動” 乗り越え決勝進出
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.14 18:03 最終更新日:2023.05.14 18:08
現在、ファイナル進出をかけたプレーオフ真っ最中のNBA。八村が所属するレイカーズは、西カンファレンスの準決勝で、ウォリアーズと対戦し、4勝2敗で西カンファレンス決勝進出を決めた。同決勝に日本人選手が駒を進めたのは初めてのことだ。
「ここ10年で4度ファイナルを制し、スター選手のステフィン・カリーらを擁するウォリアーズ。“最強” とも謳われている同チームを下し、チームは勢いづいています。
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この勢いを維持することができれば、ファイナル進出、リーグ優勝も夢ではありません。チームの柱で、レジェンドとしての存在を確立しているレブロン・ジェームズも、タイトル奪還に向けて意気込んでいます」(スポーツ担当記者)
八村も試合中、豪快なダンク、さらにはカリーとの1on1からのレイアップを決めるなど、存在感を発揮。計16分11秒プレーして9得点、3リバウンド、2ブロックを記録した。
2019年、日本人として初めて「ドラフト1巡め」でNBA選手となった八村。しかし、道のりは決して平坦ではなかった。
「ウィザーズに入団した八村選手は、2021年9月、キャンプ初日に姿を見せず、“失踪” 騒動が起きました。当時、チームからは『メンタルヘルスに時間を割いている』と伝えられ、試合に復帰したのは2022年に入ってからのことです。
その裏には、ネット上に書き込まれる人種差別コメントが影響しているのではという見方が強まりました」(同)
実際、2021年5月には、東海大でプレーする弟の阿蓮(21)が、強烈な差別メッセージがSNSを通じて送られてきたことを公表している。八村は、弟の投稿に「こんなの、毎日のようにくるよ」と、日々ネット上で差別を受けていることを告白していた。
「復帰後は堅調に数字を伸ばしたものの、ウィザーズから契約延長のオファーはなく、トレードでレイカーズへ移籍。その後の活躍も目覚ましく、今回の快挙へと至りました。
現地メディアも八村の活躍に注目しており、“往年の強豪” レイカーズの復権に一役買ってくれるはずだという声があがっています」(同)
困難を乗り越え、いざ「全米一」の大舞台へ――。
( SmartFLASH )