ヘルメット、グローブほか総額2000万円超！　大谷翔平「お宝グッズ」が並ぶ埼玉・越谷の歯科医は患者数日本一

合計60点、総額2000万円のお宝グッズに、大谷翔平もびっくり？（写真・アフロ）

「もともと野球に興味はなかったのですが、大谷翔平という存在を知ったとき、すべてが変わりました」

と語るのは、埼玉県越谷市にある「かみむら歯科・矯正歯科クリニック」理事長の上村英之氏（62）だ。

「お金ではなく、二刀流ができる環境を選び、メジャーに挑戦して成功する。高校1年生のときに書いた目標シートを次々に達成し、あいさつやゴミ拾いを欠かさない――。彼の人間性にほれ込みました」

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　大谷と、なんらかの形で関わりたいという思いを抱いた上村氏が選んだのは、グッズ収集。MLBの公式オークションサイトで初めて落札したのは2021年、実際に大谷が使用したという10万円のロジンバッグだ。以降、グッズは増え続け、現在は実使用の用具が20点、オフィシャルショップなどで購入したグッズ40点の計60点を所有している。

「グッズ収集のために使ったお金は2000万円を超えました。WBCの豪州戦で着たユニホームは約1700万円で落札されましたが、僕も参加し、1300万円までがんばったんですよ（笑）」

　この貴重なグッズは、同クリニックの待合室に展示されており、さながら“大谷記念館”の様相を呈している。

「そもそも、本当は歯医者になんて誰も行きたくないんです。では、どうしたら行きやすくなるかと考えたとき、大谷選手のグッズを展示すれば、興味を持ってくれるはずだと考えました。ウチの病院にはフランスのブルゴーニュを意識した治療室など、エンターテイメント性を兼ね備えた部屋を用意しているんです」

“大谷効果”のおかげか、同病院には1日300人ほどの患者が訪れる。

「患者数でいえば、日本一だと思いますよ。ほしいグッズはまだありますが、いちばんは“大谷選手に会える権利”ですね。まだ、お会いしたことがないので（笑）」

　熱い愛に、大谷も白い歯を見せるはず。

写真・木村哲夫

( 週刊FLASH 2023年6月20日号 )