BreakingDown常連メンバー「醤油ニキ」傷害容疑で逮捕…度重なる逮捕者にイメージ悪化が止まらない

 

　朝倉未来がCEOをつとめる「1分間最強」を決める格闘技イベント「BreakingDown」から、またしても逮捕者が出てしまった。

 

　7月7日、傷害の疑いで京都府警に逮捕されたのは、ひな壇の常連メンバーで人気選手の「醤油ニキ」こと家村涼介容疑者（27）。第5回大会のオーディションで初登場し、意気込みをアピールすべく頭からペットボトルの醤油をかぶったことから、「醤油ニキ」の名で呼ばれるようになった元自衛官だ。

 

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　報道によると、家村容疑者は、5月8日午前5時30分頃、京都市内の駐車場で男子大学生（20）の顔面や頭部を両拳で殴ったり、頭突きで全治約1カ月のケガを負わせた疑い。

 

　事件の発端となったのは家村容疑者のナンパで、容疑者がクラブで女性2人組にしつこく声をかけたため、嫌がった女性が被害者の男性に連絡。両者の間でケンカになり、家村容疑者が一方的に殴るかたちになったという。

 

　醤油ニキの逮捕に、BreakingDownにレギュラー参戦する選手たちからも驚きの声があがっている。

 

　レギュラーの1人、啓之輔は自身のTwitterで《何してんねん、ブレイキングダウンでやれや！あほか》と怒りを見せた。一方、こめおは《醤油ニキ逮捕されたんマジ？》と動揺を隠せず。

 

　また、ポーランドの刺客は《醤油ニキはいきんないし、優しいタイプの人な気がするんやけどなぁ 向こうの学生は喧嘩売って、負けたら文句を言うタイプなんかな？ 醤油の説明を聞きたいなー》と、2人とはまた違う見解を述べた。

 

　BreakingDownでは、過去にも本戦出場者が2人、オーディション参加者が1人、逮捕されている。

 

　2023年3月14日、交際相手へのDVで逮捕されたのは、本戦に3度出場している「会津の喧嘩屋」こと久保田覚。久保田の逮捕を受けて、以前からBreakingDown批判を繰り返していた総合格闘家の平本蓮は、3月25日、《久保田が捕まって綺麗事ばっか抜かしてるブレイキングダウンの薄っぺらい連中がもっとエグい犯罪で捕まってしまう連鎖が起きる事を心から楽しみに待ってるのよ》と皮肉をこめてツイートした。

 

　2021年11月には、BreakingDown2に参戦していた「DJマルコ」こと、山本マルコアントニオ容疑者が、新宿・歌舞伎町の路上で男性の腹を蹴るなどして、現金が入った財布を奪った疑いで逮捕。2022年9月には、BreakingDown5のオーディションに参加した、ラッパーのベルこと永井竜也容疑者が集団暴行で逮捕されている。

 

　この3人に比べ、醤油ニキのBreakingDownでの知名度は明らかに上。5大会連続で参戦（戦績は3勝2敗）しており、ひな壇の常連だっただけに、衝撃も大きい。

 

　逮捕を受け、7日夜、BreakingDown株式会社は、醤油ニキを無期限出場停止処分にすることを発表。運営責任者の溝口有児氏は、自身のTwitterで騒動を詫び、《最終処分については、今後の刑事処分とアドバイザリーボードによる調査結果に鑑みて決定いたします》と説明した。

 

　その上で、

 

《私自身も試合に出場してから実際に体験したことですが、多くの方々から温かい言葉をかけてもらう一方で、道を歩いているだけで囲まれて1時間も絡まれたり、SNSのDMで殺害を仄めかされたり等、出場者の多くがあらゆる誹謗中傷に苛まれている事実もあります》

 

　と、事件の背景に注視したいと明かした。なんらかの事情があるのかもしれないが、元自衛官が大学生を一方的に殴ったという事実は、そうとう印象が悪い。BreakingDownのイメージをさらに悪化させたことは間違いない。

( SmartFLASH )