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吉田正尚、メジャー1年めから首位打者争いも大谷フィーバーに埋もれ…“不運エピソード”は過去にも

スポーツ 投稿日:2023.07.25 19:20FLASH編集部

吉田正尚、メジャー1年めから首位打者争いも大谷フィーバーに埋もれ…“不運エピソード”は過去にも

(写真・AP/アフロ)

 

 普通なら日本中の注目を浴びていてもおかしくはないはずだが……。

 

 MLBレッドソックス吉田正尚(まさたか)外野手が7月23日(日本時間)、本拠地でおこなわれたメッツ戦に出場。4打数3安打1打点の活躍を見せ、ア・リーグ首位打者に躍り出た。

 

 翌24日の試合で2位に後退してしまったが、それでも打率はトップとわずか2厘差。

 

 

 目下、日本メディアの関心は、ホームラン王争いを独走中のエンゼルス・大谷翔平に集中。しかし、気がつけばメジャー1年めにして、吉田も首位打者が手の届く位置につけている。

 

 規定打席に到達すれば、吉田の打率を大きく上回る選手もいるため、タイトルを取るのは簡単ではなさそうだが、活躍を喜ぶファンからは、こんな声も……。

 

《大谷がいなかったら、日々のMLB日本人選手のニュースは吉田一色だったろうな…》

 

《大谷に隠れているけど吉田も化け物よな》

 

 吉田といえば、「不運エピソード」は枚挙に暇がない選手でもある。スポーツライターが解説する。

 

「記憶に新しいところでは、侍ジャパンを優勝に導いたWBCでのこと。準決勝では値千金の同点弾を放つも、中継スタッフのカメラがボールを見失い、スタンドインする瞬間をとらえることができませんでした。決勝では、優勝した瞬間にベンチから飛び出すも、ズッコケて出遅れてしまい、胴上げの輪の中心に入れず……」

 

 不運は、メジャーのシーズンが始まっても継続。

 

「初ホームランの記念ボールは、スタンドでゲットしたファンが返却を拒否し、手元に戻ってきませんでした。また初失策は、外野フライをキャッチした吉田が中継の内野手に送球するも、なぜか見送られてしまい、自分のミスになってしまったものでした。さらに、ボテボテのゴロで激走して内野安打と思われた矢先、1塁への送球が吉田の背中に当たり、守備妨害でアウトになったことも……」(同前)

 

 もっとも、大谷にばかりスポットライトが当たり、伸び伸びできる状況こそが、吉田にとって意外と「幸運」なのかもしれない。

( SmartFLASH )

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