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大谷翔平、5試合で10四球…本塁打王を阻む “四球攻め” でイライラもMAX
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.26 14:25 最終更新日:2023.07.26 14:34
エンゼルスの大谷翔平が、7月26日(日本時間、以下同)のタイガース戦に出場。3打数無安打、2四球の成績だった。シーズン通算62四球で、ア・リーグ最多となった。
直近5試合の成績は、
・7/20 VS.ヤンキース 1打数0安打 1三振 4四球
・7/22 VS.パイレーツ 1打数0安打 1三振 3四球
・7/23 VS.パイレーツ 4打数0安打 3三振 0四球
・7/24 VS.パイレーツ 3打数1安打 2三振 1四球
・7/26 VS.タイガース 3打数0安打 2三振 2四球
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なんと5試合で10四球なのだ。
「敬遠ではなくても、明らかに勝負を避けられている打席が目立ちます。MLBトップの36本塁打、苦手なコース・球種も少なく、どこへ投げても打たれる。ならば、歩かせた方がリスクは小さい、というわけです。
大谷の後ろに強打者のマイク・トラウトがいれば、勝負を避けるわけにもいきませんが、そのトラウトは左手首骨折で、7月3日のゲーム以来、戦列を離脱。復帰にはまだしばらくかかりそうです。
これから8月、9月にかけて、各チームはプレーオフ進出をかけて、よりシビアな戦いに突入していきます。そうなると、大谷との勝負を避ける場面はさらに増えることが予想されます」(スポーツライター)
大谷が今年と同様にホームランを量産していた2021年シーズンの月別四球数は、
・4月 3四球
・5月 13四球(敬遠1)
・6月 16四球(敬遠2)
・7月 16四球(敬遠3)
・8月 21四球(敬遠5)
・9月 22四球(敬遠6)
8・9月に、一気に増えているのがわかる。今年は、7月で16四球、うち4つが敬遠で、2021年よりもすでに増えている。
「なかなか勝負をしてくれないことの影響なのか、このところ明らかなボール球にも手を出すことが増え、三振も多くなっています。23日の試合では、三振後にベンチでヘルメットを叩きつけるシーンが映って話題になったように、精神面への影響も出始めているようです」(スポーツライター)
SNSには、
《大谷こんな感じが続くと50本どころかホームラン王も怪しくなってくるな マジで勝負の機会ないじゃん》
《大谷さん、四球で仕事してるけど でもやっぱりヒットやホームラン見たい》
などの声が。とはいえ、勝負の世界は厳しい――。
( SmartFLASH )