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連日の猛暑でドアラ、レオが出演見送り…相次ぐプロ野球マスコットの「体調不良」に「人型のほうが体の負担が大きい」との指摘も

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.07.28 16:40 最終更新日:2023.07.28 16:40

連日の猛暑でドアラ、レオが出演見送り…相次ぐプロ野球マスコットの「体調不良」に「人型のほうが体の負担が大きい」との指摘も

ヤクルトの「つば九郎」と中日の「ドアラ」(写真・時事通信)

 

 連日の猛暑が続く日本列島。

 

 7月27日には、東京都心で今月9回めとなる猛暑日を記録し、7月の猛暑日の最多記録を塗り替えた。大阪府枚方市では観測史上最高の39.8℃を記録するなど、各地で40度に迫る暑さとなった。この暑さの影響で、熱中症で病院に搬送される人が続出している。

 

 こうした全国的な連日の猛暑の余波は、意外なところにも及んでいる。プロ野球チームのマスコットキャラクターである、中日ドラゴンズの「ドアラ」と、西武ライオンズの「レオ」が体調不良でパフォーマンスを欠場しているのだ。

 

 

 ドアラは7月25日から始まった横浜DeNAとの3連戦で、体調不良を理由にパフォーマンスの出演を辞退。26・27日の試合についても、出演を見送る。

 

 一方のレオも、体調不良を理由に、22日の試合からパフォーマンスを欠場中。西武は、公式サイトで「体調不良のため、出演をしばらくの間見送らせていただきます」と発表している。

 

 野球ライターがこう語る。

 

「いくら体調管理をしていても、マスコットキャラクターの中の人は40代も少なくないですから、この暑さでは体力的に相当シンドイと思います。

 

 しかも、ドアラやレオはともにバク転など、アクロバティックなパフォーマンスを売りにしています。ヤクルトの『つば九郎』やDeNAの『DB.スターマン』のように、ただ歩いているだけでも支持されるキャラクターとは運動量が全然違う(笑)。

 

 巨人のジャビットや阪神のトラッキーもそうですけど、ドアラやレオなど、いわゆる人型のキャラクターと、つば九郎やスターマンのような人外のキャラクターでは、体への負担や、疲労の蓄積度は大きく変わると思いますね」

 

 たしかに、これは指摘されるまで気づかなかった視点だ。とはいえ、この暑さの前には、つば九郎やスターマンも厳しいのは言うまでもない。まずはドアラ、レオ、両キャラクターの早期の回復を祈るばかりだ。

( SmartFLASH )

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