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浦和レッズ “暴徒化サポーター” の存在を「認めざるを得ない」社長会見に非難轟轟「試合開催する資格ない」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.05 19:30 最終更新日:2023.08.05 19:30

浦和レッズ “暴徒化サポーター” の存在を「認めざるを得ない」社長会見に非難轟轟「試合開催する資格ない」

盛り上がる浦和サポーター(写真・時事通信)

 

 8月2日の名古屋戦で、試合後に暴徒化したサポーターが問題となった浦和レッズ。惨敗後、一部のサポーターが相手サポーター席へ乱入し、揉み合いになったのだ。警備員を蹴り倒すなどかなり危険な様子を映した動画が拡散したが、騒動翌日の3日、浦和レッズが発表した処分は、こうだ。

 

●立ち入り禁止エリアへ侵入したサポーター45人に対して厳重注意
●侵入を主導したサポーター31人に対して、浦和の出場試合9試合への入場禁止
●侵入したサポーターを統括するリーダー1人に対して、浦和の出場試合16試合への入場禁止

 

 

“暴徒化” したサポーターは全部で77人いたとされるが、対応の甘さが批判を受けたことから、浦和レッズは5日午後、会見を開き、処分や今後の方針について語った。騒動は、これで幕を下ろすかと思われたのだが……。

 

「浦和レッズの見解が非難を浴びているんです。チーム側が、危険なファンに対して、思ったほど毅然とした態度を見せなかったことが原因でしょう」(スポーツ記者)

 

 問題となっている発言はいくつかある。

 

 まず、「サッカーを自分たちの欲求を満たすための手段にしているような人がいるのでは」という記者の質問への返答だ。田口誠代表取締役社長は、「いろいろな観戦の仕方がある」「応援の仕方について、それぞれに任せるのが基本」と、危険な応援のあり方を事実上、容認。

 

 さらに、「違反サポーター集団を認めるのか」という問いに対し、「根本のところで、行為は認めないが、存在は認めざるを得ない」と発言したのだ。

 

 また、須藤伸樹マーケティング本部長は、今回の騒動で「双方に暴力はなかった」とする見解を発表している。

 

 田口社長は名古屋サポーターに謝罪し、「再発防止策に危機感を持って取り組んでいく」と発言したが、サッカーファンの気持ちは、浦和レッズから離れてしまったようだ。

 

 SNSでは、

 

《浦和の会見内容見たけど、もう浦和はどうしようもない所まできたんだなと感じたわ》

 

《厳正に対処する意識無さそうだし、何よりも明日の開催のゲームに対してどういう対応を取るか、アウェイチームサポーターに対しての対応どうするのか全く発信されてこないの何なの?ハッキリ言って観客入れて試合開催する資格ないと思うよ》

 

 といった声が寄せられ、非難轟々となっている。

 

 8月6日には、ホーム・埼玉スタジアムで、横浜F・マリノスとの試合を控える浦和レッズ。ファンだけでなくチーム全体が、どのような態度を見せるのか、注目が集まっている。

( SmartFLASH )

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