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クラウス、バンナらK-1レジェンド「BreakingDown9」参戦にファンの複雑な心境「胸アツ」「出ないでほしかった」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.17 20:30 最終更新日:2023.08.17 20:30
格闘家の朝倉未来(みくる)がCEOをつとめる、「1分間最強」を決める格闘技イベント「BreakingDown」。その次回大会となる「BreakingDown9」本戦(8月26日開催)の出場権を賭けたオーディションの最終回が、8月16日に更新され、往年の格闘技ファンが仰天する展開が起こった。
今大会のメインコンテンツのひとつは「日韓連合VS欧州連合」の対抗戦。前回大会では、日本の選抜メンバーと、格闘家の秋山成勲率いる「韓国軍」との日韓対抗戦がおこなわれたが、今回は日本と韓国の選手が手を組み、欧州連合と対決する。「欧州連合」を率いるのは、K‐1史に名を刻むレジェンド中のレジェンド、ピーター・アーツとアーネスト・ホーストの2人だ。
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オーディション最終回では、欧州連合の選手が個々のアピールを展開し、ひな壇メンバーとのたび重なる乱闘騒ぎも勃発。一段落ついたところで、朝倉未来が「次の方が、なんとすごい人ですね」と発言すると、K‐1 WORLD MAX初代世界王者で、魔娑斗のライバルとしても知られたアルバート・クラウス(43)がオーディション参加者の席から立ち上がった。日本でも高い人気を誇ったK‐1中軽量級のレジェンドの参戦に、欧州連合を迎え撃つひな壇の選手たちも湧き立ったが、サプライズはこれだけでは終わらなかった。
対戦の組み合わせが決まっていくなか、オーディション終盤、アーツが「これだけじゃない。もっと強い選手を連れて来た」と宣言。「カマン」のかけ声で、会場に姿を現したのは、なんとK‐1ヘビー級戦線のレジェンド、ジェロム・レ・バンナ(50)と、ボブ・サップ(49)。これにまた、ひな壇が湧き立った。
最終的に、クラウスは「朝倉未来チャレンジ」の1期生でBreakingDown無敗の西谷大成と、サップは元ラガーマンのノッコン寺田と、バンナは韓国代表のキム・ジェフンとの対戦が決定した。
まさかの名だたるK‐1レジェンドの参戦に、ネット上では、
《ブレイキングダウン最終回かって位すげぇ面子やん》
《昭和おじさん世代には胸アツ》
など、素直に歓迎する声もあふれたが、一方では、
《クラウスやバンナがブレイキングダウンに出るって分かって複雑な気持ち》
《バンナとクラウスはブレイキングダウン出ないで欲しかったなー》
《クラウス 魔娑斗が泣いてるぞ》
など、否定派の意見も複数、見られた。
喧嘩で1分間最強を決めるというコンセプトのもと、よくも悪くも、コアな格闘技ファン以外の一般層をも取り込んで知名度を上げてきたBreakingDown。プロ格闘家の参戦は過去にもあったが、これまでとははるかにレベルの違うK‐1レジェンドたちの参戦は、BreakingDownに、どんな新たな景色をもたらすのか?
( SmartFLASH )