スポーツ
「翔平さん気をつけて」史上最速10HR&20盗塁、内野手なのに160キロ送球…異次元の大型ルーキーと大谷が初対戦
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.23 14:47 最終更新日:2023.08.23 14:51
エンゼルスの大谷翔平が、8月23日(日本時間、以下同)のシンシナティ・レッズ戦に先発出場した。ナ・リーグ中地区のレッズとは今季初対戦。
この試合で、左手骨折で戦列を離れていたマイク・トラウトが50日ぶりに復帰したが、それ以上にファンの注目を集めたのが “怪物ルーキー” エリー・デラクルーズと大谷の初対決だ。
【関連記事:大谷翔平 オールスター戦で全米狂騒! 米国で「恋人女性」が実名報道される異常事態】
「デラクルーズは、ドミニカ共和国出身の21歳。身長196センチ、体重91キロという文字どおりの大型新人は、6月7日にメジャーデビューを果たすと、その並外れた身体能力で目覚ましい活躍をみせます。
6月24日には、デビューからわずか15戦めでサイクル安打を記録。7月9日には、出塁すると瞬く間に二盗、三盗、そして本盗を決め、周囲を唖然とさせました。
デビュー2戦めに放った第1号本塁打は、飛距離458フィート(約140メートル)の特大弾でパワーも証明。また強肩ぶりもすさまじく、7月17日にはサードゴロをさばいた一塁への送球が時速97.9マイル(157.6キロ)という、内野捕殺の新記録を樹立しました。
そして7月21日には、外野から中継に入り、本塁への送球が99.8マイル(160.6キロ)を記録。自身の記録を更新しました」(スポーツライター)
デラクルーズはエンゼルス戦でも躍動。初回に四球で出塁すると、すかさず盗塁。デビューから64試合で10本塁打、20盗塁の達成は史上最速だと、MLB公式「X」が速報した。
そして、5回に出塁すると、次の打者の二塁打で生還。普通なら三塁ストップの打球だったが、その俊足で楽々セーフに。この場面は、「デラクルーズがまたもその才能を見せつけた」のタイトルですぐにMLB公式で公開された。
SNSでは、
《デラクルーズまじで化け物やん》
《デラクルーズ人間辞めてるだろ。えぐすぎる》
《デラクルーズの滲み出るスター性えぐいな》
と、圧倒されたファンたちの声があふれている。
23日の試合で、大谷は3打数無安打に終わり、チームも3対4で敗れた。そして24日にはレッズとのダブルヘッダーが組まれ、第1試合で大谷が先発登板の予定だ。
「大谷は10勝めをあげた10日のジャイアンツ戦以来の登板。これだけ登板間隔があくのは、今シーズン初めてです。
カギとなるのは、やはりデラクルーズとの対戦。デラクルーズは直近7試合でヒット5本、打率.192とやや不振ですが、それでも出塁すれば驚異的なスピードを活かし、大谷を攪乱してくるはず。
とにかく、デラクルーズを塁に出さないことが重要です」(同前)
2人のスーパースターの対戦は楽しみだが、なかには、
《翔平さん 明日デラクルーズには十分気をつけて》
という声も。全米が注目する対決となりそうだ。
( SmartFLASH )