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甲子園107年ぶり優勝・慶應高校が「サイレント凱旋」取材会に“野次馬4人”で選手は「エンジョイ自撮り」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.08.28 06:00 最終更新日:2023.08.28 06:00

甲子園107年ぶり優勝・慶應高校が「サイレント凱旋」取材会に“野次馬4人”で選手は「エンジョイ自撮り」

100人近くの報道陣が駆けつけたなか、決勝で四番を務めた延末藍太選手(左端)らが自撮りを始める

 

「エンジョイ・ベースボール」の快進撃で仙台育英(宮城)を破り、107年ぶりに全国3486校の頂点に輝いた慶應義塾(神奈川)。

 

 決勝には同校OBが大勢、駆けつけ、轟音のような声援や応援歌『若き血』の大合唱など“エンジョイしすぎた応援”に賛否両論が巻き起こった。

 

「そんな慶應とあって、凱旋帰校での盛り上がりにも注目が集まりましたが、新大阪から新幹線に乗車した選手たちは、なんと新横浜駅で流れ解散。そのまま各々が家路につく、これまた前代未聞の光景でした」(甲子園担当記者)

 

 

 準優勝の仙台育英ナインは仙台駅で2000人超の出迎えを受け、学校で盛大な報告会を開いた一方で、慶應は告知もとくにせず、帰校翌日に自校グラウンドで取材会を開いただけ。聞きつけた近隣住民もいたが、本誌が確認できた“野次馬”は、たったの4人だった。

 

 緊張気味で始まった取材会だったが、合間に慶應ナインのひとりが何気なくスマホを取り出し“自撮り”を開始。選手たちに、だんだんと笑顔が咲いた。

 

 甲子園で見せたように、「エンジョイ」の仕方は知っているようだ。

 

 写真・長谷川 新

( 週刊FLASH 2023年9月12日号 )

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