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「ゴミ球団」「ノーコン王国」ヤクルト、阪神・近本への死球で虎党ガチギレ 12球団最多の58死球に燕ファンも絶望
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.09.04 16:00 最終更新日:2023.09.04 17:04
9月3日、神宮球場でおこなわれたヤクルト-阪神戦。7-0で阪神がリードし迎えた9回表、その事件が起きた。
先頭打者の阪神・近本光司に対し、ヤクルトの左腕、山本大貴が投じた球が、近本の右わき腹を直撃。近本はその場にうずくまった。数分後、激痛をこらえてなんとか立ち上がったものの、代走を送られ、近本はベンチへ退いた。
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神宮のスタンドからは悲鳴と怒声が飛び交い、SNSでも虎党たちの怒りが渦巻いた。
《ちょっと待って近本大丈夫か? おいマジでふざけんなよゴミ球団… 弱いからって選手潰しにかかんなよまじで…》
《ほんまにクソ球団やろヤクルト ほんまにええ加減にしろよ 梅野に続いて近本も潰す気かよ?なあほんまにふざけんなよ おい ノーコンしかおらんやん》
《わざとやろ? あまりにも多すぎるで! このクソ球団は! 野球やる資格ない!》
「阪神ファンの怒りも当然でしょう。投球がすっぽ抜けたとはいえ、7点差の9回、そこまで厳しいコースを攻める必要はあったのか。ましてや、近本は阪神には欠かせない切り込み隊長。7月2日の巨人戦で死球を受け、右肋骨骨折で戦線離脱し、8月22日にようやく復帰したばかりでした。
また、8月13日のヤクルト戦ではキャッチャーの梅野隆太郎が死球を受け、左手首を骨折。今季絶望となっています。
さらに、この回、無失点だった山本に対し、神宮球場のDJが『ナイスピッチング!』とアナウンスしたことも、阪神ファンの怒りを倍増させています。いくら首位を独走している阪神とはいえ、これだけヤクルトから主力選手が死球を受けていて、怒らないわけはないでしょう」(スポーツライター)
試合後、阪神の岡田彰布監督は「情けないのう。2年連続優勝したチームやしのう。状況を考えたらって、もう……。普通に考えたらわかるやないか」と、あきれた様子。
X(旧Twitter)では「ゴミ球団」「ノーコン」「報復死球」などがトレンド入りする事態となった。SNSでは阪神ファン以外からも、ヤクルトを批判する意見が多数ある。
《現在、ヤクルトの与死球、防御率、失点数、すべて12球団ワースト。ついでに被本塁打も被安打も12球団ワースト。まさにノーコン王国、デッドボール屋。ストライクを投げられる投手陣を死ぬ気で整備してくれ。他球団にも迷惑だ》
この投稿が指摘するとおり、ヤクルトのチーム投手成績は、防御率3.74、与死球58、被本塁打123、被安打1042と、すべてが12球団ワーストとなっている。
「ヤクルトは5月20日のDeNA戦で、佐野、牧、宮崎という主力打者3人にデッドボールを与え、両チームがもみ合いになり、警告試合になっています。
8月19日のドラゴンズ戦では、石川昂弥に頭部へのデッドボールを与え、石川は担架で退場。
8月23日の巨人戦では、坂本勇人への死球が頭部すれすれの危険な投球であったにもかかわらず、ヤクルト高津臣吾監督がリクエストを要求し、場内が騒然となる場面もありました。これだけ続くと、さすがに問題でしょう」(同前)
SNSには
《燕ファン長いことやってるけどちょっと対外的に燕ファンって自称したくない時期きてます》
との声も。肩身が狭いのも仕方がない――。
( SmartFLASH )