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巨人「阿部慎之助」新体制で「宮本和知」の復帰はあるのか…壁になるのは桑田との “不協和音”

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.05 17:07 最終更新日:2023.10.05 17:12

巨人「阿部慎之助」新体制で「宮本和知」の復帰はあるのか…壁になるのは桑田との “不協和音”

左から原辰徳、宮本和知、阿部慎之助(2019年2月)

 

 読売巨人軍、原辰徳監督(65)の退任が決まり、来季は阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が指揮を執ることになった。

 

「早くもコーチングスタッフの人選に向けて動き始めています。サンスポは桑田真澄ファーム総監督(55)を2軍監督に就任させ、今季イースタンリーグで優勝した二岡智宏2軍監督(47)が1軍打撃コーチ、亀井善行1軍打撃コーチを1軍外野守備走塁コーチに就けるなどのプランを報じています。

 

 阿部新監督は手堅い采配をすると思いますので、バントも多くなるでしょう。現役時代に『犠打職人』と言われた川相昌弘一軍総合コーチをどのポジションにつけるのかも注目です」(スポーツ記者)

 

 

 そして、一部で「あの人は戻ってこないのか」との声があがるのが――2019年から2021年まで1軍投手チーフコーチを務めた宮本和知氏(59)だ。

 

「宮本さんは現在、解説などでテレビやラジオにも出演していますが、同時に『巨人軍女子チーム監督』『球団社長付アドバイザー』『巨人軍アカデミー校長』の肩書きもあります。

 宮本さんは周囲に『もう一度、コーチをやりたい』と言っているそうですが、女子チームは宮本さんが心血を注いでいるので、そこを離れるのは難しい決断になると思います。

 

 ただ、2019年にコーチに就任すると『ストロベリー大作戦』を打ち出し、投手に『打率は1割5分、ストレートは150キロ』を意識させました。

 

 15なのでイチゴ、ストロベリー。ダジャレなのですが、この指導法はとても評価され、その年にいきなりセ・リーグ優勝、翌年には一軍投手チーフコーチに昇格して連覇。見事に投手陣を再生させました。

 

 今季、巨人の投手陣は不甲斐なかったので、宮本さんの手腕に待望する声も出ています」(同)

 

 2021年、桑田真澄氏が一軍投手チーフコーチ補佐として入団してからは、役割分担などが曖昧になり、不協和音も伝えられた。

 

「その桑田さんが2軍監督になったとしたら、宮本さんも戻りやすいんじゃないですか。阿部新監督との仲もよくて、キャンプなどでは『慎之助』と呼んでかわいがっていました。阿部新監督を “男にしたい” と思っているはずです」(前出・スポーツ記者)

 

 巨人が復活するためには投手陣の再生が重要なポイント。はたして、「宮ちゃん」の投手コーチ就任はあるか。

( SmartFLASH )

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