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「話にならない」畑山隆則もあ然「井上尚弥と闘う」公言の亀田和毅、転向初戦判定負けに本人も「名前出して申し訳ない」

スポーツ 投稿日:2023.10.09 21:50FLASH編集部

「話にならない」畑山隆則もあ然「井上尚弥と闘う」公言の亀田和毅、転向初戦判定負けに本人も「名前出して申し訳ない」

レラト・ドラミニとの試合に敗れた亀田和毅(手前)とセコンドに入った父・史郎氏

 

井上尚弥と闘うため」と公言して、スーパーバンタム級からフェザー級に階級を上げた、元世界2階級制覇王者亀田和毅(ともき・32)の転向初戦が10月7日、12回戦でおこなわれた。

 

「亀田の試合は国際ボクシング連盟(IBF)指定の『2位決定戦』と銘打たれ、同級5位の亀田(TMK)と同級8位のレラト・ドラミニ(南アフリカ)の対戦でした。対戦相手は、ランキングでは自分より下。井上を振り向かせるためには、亀田にとって絶対に落とせないどころか、圧倒的に勝たなければいけない1戦でした。それは和毅も含め、亀田陣営はみな、わかっていたのですが、亀田はドラミニのスピードとうまさに苦戦して、序盤から手数を欠き、中盤以降までは有効打さえ打てない、退屈といえば退屈な展開が続きました」(スポーツライター)

 

 

 ボクシング興行「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」のメインイベントとしておこなわれたこの試合は、ABEMAで全試合無料中継された。一方、畑山隆則氏ら元世界チャンピオン3人が、YouTubeチャンネル『渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 ぶっちゃけチャンネル』の生配信で、同時進行で亀田の試合を解説。しかし、中盤を過ぎてもチャンスすらつくれない亀田に、生配信のコメント欄には、

 

《公開スパーリングですか?これ?》

 

《シュッシュ言う選手権になってる》

 

 など、辛辣なコメントが飛びかった。

 

 畑山は、亀田の戦い方に対して「この展開を打開しようという策が見えないもんね。ズルズル同じことやってるだけだからさ。やろうとしても、あるいはできないのか」と指摘すると、「井上ちゃんに勝つって言ってるんだから、ガツンとやっぱりやらないとさー。これじゃダメよ、この試合じゃ。これじゃ井上ちゃんの名前出したら怒られちゃうよ」と辛辣なコメント。これには、渡嘉敷も「たしかにな」と同調するばかりだった。

 

「9ラウンドで初めてドラミニにダメージを与えた亀田は、10ラウンドに入ると一気に攻勢に。左ボディでドラミニを倒す場面もつくりましたが、ビデオ判定の結果はスリップダウン。これ以降、何度も倒せそうなチャンスがありましたが、結局、亀田は最後までドラミニを仕留めることができずでした。かなり難しい判定となったのですが、亀田の序盤の手数の少なさが響いて、1-2(112-116×2、115-113)で、判定負けとなりました」(前出・スポーツライター)

 

 この結果を受けて、畑山は「まー、これ、厳しいな。かりにホームで勝ったとしてもさ、この内容じゃ厳しいよ。話にならないって言ってもいいんじゃない、世界戦では。フェザー級とかどうのこうのっていうのはないと思うけど、戦い方の問題」と分析。

 

 渡嘉敷が「これでなくなったってことか、(井上との)対戦は。当分」とコメントすると、竹原も「ま、そうですね」と同調。さらに畑山は、亀田の年齢が32歳ということで、「まあ、続けるのかやめるのかは、ちょっとわかんないけど。ちょっと年齢的にもね、厳しいかなーって感じ、しますね」と、最後まで厳しいコメントを連発していた。

 

 当の亀田は試合後、「判定が出たことに何も言うことはない。自分の負けです」と敗戦の弁を述べ、「井上チャンピオンとの対戦をモチベーションにしてきたが、こういう結果に終わって、井上チャンピオンの名前を出して申し訳ない」と井上に謝罪の意を表すコメントをした。ネットでは、亀田に対して「2度と井上尚弥の名前を出すな」など、批判の声が多数、飛ぶ結果となってしまった。

 

 畑山の指摘したように、年齢的にも後がない和毅。はたして、ここから巻き返して、井上の視界に割って入ることができるのだろうか。

( SmartFLASH )

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