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阪神とオリがぶっちぎり優勝…それでも「クライマックスシリーズはあったほうがいい」と7割の人が考える理由【本誌アンケート】

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.10.14 14:45 最終更新日:2023.10.14 14:45

阪神とオリがぶっちぎり優勝…それでも「クライマックスシリーズはあったほうがいい」と7割の人が考える理由【本誌アンケート】

阪神18年ぶり6度めのリーグ優勝

 

 10月14日、セ・パ両リーグでクライマックスシリーズ(以下CS)が開幕する。セは2位広島と3位DeNA、パは2位ロッテと3位ソフトバンクが対戦。

 

 ファーストステージは3試合制で、2勝したチームが勝ち上がるのが基本。ファイナルステージは、リーグ優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられ、先に4勝した方が日本シリーズに進出する。

 

 例年、大いに盛り上がりを見せるCSだが、今年はやや様相が違う。というのも、両リーグともに、優勝チームが2位以下を大きく引き離したからだ。

 

 

 阪神が優勝を決めた9月14日の時点で、2位の広島とは13ゲーム差(143試合終了時点で11.5ゲーム差)。オリックスが優勝が決まった9月21日時点で、2位ロッテとは14.5ゲーム差だった(同15.5ゲーム差)。

 

 こうなっては「CSをやる意味がない」という声があちこちから聞こえるのも当然だろう。

 

 ということで、本誌はアンケート調査を実施。野球好きの全国の20代から50代の男性500人に、「CSは必要か」を聞いた。「あるべき」「なくすべき」「ルールを変えて存続すべき」の3択で、それぞれの理由も聞いた。

 

 その結果「あるべき」が最多で202人(40.4%)。「なくすべき」が166人で33.2%。「ルールを変えて存続」が132人(26.4%)となった。

 

「あるべき」「ルールを変えて存続」を合わせると334人、66.8%で、3人に2人が「CSはあったほうがいい」と考えていることがわかった。

 

 それぞれの理由をみていこう。まずは「あるべき」と考える人の意見。

 

「下剋上があった方が盛り上がる」(20代・会社員・東京都)

 

「ポストシーズンの戦い方が試され、それにより日本シリーズがさらに面白くなる」(30代・会社員・東京都)

 

「消化試合が減り、ペナントレースが最後まで盛り上がる」(40代・会社員・滋賀県)

 

「シンプルにおもしろいから。1位チームは日程的に有利だしアドバンテージもあるので、現行制度で問題はない」(30代・会社員・東京都)

 

 今年は両リーグとも、2位3位争いが最終戦までもつれた。消化試合が少なくなるのは、そのとおり。

 

 続いて、「なくすべき」と思う人の意見。

 

「リーグ優勝チームが日本シリーズにいけないかも、なんておかしい。MLBと違ってチーム数も少ないので不要」(40代・自営業・栃木県)

 

「リーグ6球団で半分のチームがポストシーズン進出なんて、おかしいでしょう。リーグ優勝の価値も下がる」(40代・会社員・広島県)

 

「リーグ優勝チームの日本シリーズだけでいい。そのぶん、ペナントレースの試合を増やしてもいい」(20代・無職・神奈川県)

 

 最後は「ルールを変えて存続」と言う意見。

 

「アドバンテージはもっとあっていい。ファーストステージで2位球団に1勝、ファイナルでは1位球団に2勝くらいでいい」(40代・会社員・大阪府)

 

「今年みたいに10ゲーム差以上つけた場合、優勝チームには2勝か3勝のアドバンテージでいいと思う」(40代・無職・大阪府)

 

「2位に10ゲーム差をつけた場合はCSなしでいいと思う。優勝の価値は重い」(30代・会社員・東京都)

 

「今年の阪神みたいにぶっちぎりで優勝したら、アドバンテージはもっと欲しい。あと、勝率5割未満のチームはCSに出られないようにする」(40代・会社員・兵庫県)

 

 阪神とオリックスがCSを勝ち上がれば、59年ぶりの「関西対決」となる。あるいは、下剋上か――。

( SmartFLASH )

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