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「グッズ販売中止」「カレンダー回収」楽天「安楽ショック」に田中将大が謝罪で「とばっちり」「注意していれば」分かれる賛否

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.02 15:47 最終更新日:2023.12.02 15:52

「グッズ販売中止」「カレンダー回収」楽天「安楽ショック」に田中将大が謝罪で「とばっちり」「注意していれば」分かれる賛否

楽天を自由契約となった安楽智大

 

 下半身露出の強要やチームメイトへの暴言、罰金徴収など、報道されていた内容が「ほぼ事実」と球団が認め、11月30日、楽天を自由契約(退団)となった安楽智大投手(27)のパワハラ騒動が尾を引いている。

 

「球団公式サイトの所属選手一覧からは安楽の名前が消え、グッズを販売するオンラインショップからは、安楽関連の全商品が削除されました。また、10月下旬から発売されていた2024年のカレンダーには、安楽の写真も掲載されていたため、球団は担当者との協議のうえ、販売中止を決定しました。一部店舗にある在庫もすべて回収され、残っている在庫分も今後、販売しないそうです」(スポーツライター)

 

 

 個人の暴走が、球団カレンダーの回収という事態にまでなってしまったわけだが、一連の騒動で、ネット上で連帯責任を問う声が多くあがっていたのが、「マー君」こと田中将大投手(35)だ。きっかけは、安楽の恒常的なパワハラを裏づけるかのような動画が、ネットで拡散されたことだった。

 

「動画は、楽天の守護神・松井裕樹投手が10月7日に達成した、500試合登板を記念して、楽天モバイルパーク宮城のグラウンド上で撮ったと思われるものです。

 

 記念撮影するため、チームメイトたちがカメラに向かって前後3列で屈むなか、最前列で松井投手の右隣に陣取る内星龍投手とみられる選手の背中を、最後列の安楽が、ニヤニヤしながら右足で2回にわたって “蹴る” 様子が映っています。田中投手は、本来であれば安楽のパワハラを注意する立場にありながら、その様子をニヤニヤ見つめるだけ。さらに田中投手までもが、トレーナーとおぼしき男性に右肘をコツンと当てる悪ふざけを2度、繰り返していました。この動画が拡散されると、ネット上で田中投手の年長者としての責任、連帯責任などを指摘する声が集まりました」(同前)

 

 そんななか、田中は11月1日に自身のX(旧Twitter)を更新。次のように投稿した。

 

《この度は皆様にご心配をおかけし、申し訳ございません。ハラスメントは許されないことです。球団のみならず、 自分もチームの年長者として、もっと後輩たちの様子に気を配り、気軽に相談され、問題があれば率先して注意すべきであった、意識が甘かったと反省しています。

 

 今回の問題については各選手と球団がしっかり話をしていると聞いていますが、 自分としてはもう一度チーム一丸となってペナントレースを戦っていくことのできるよう、また、ファンの皆さんに安心して応援していただくことのできるよう、できる限りの力を尽くしていく覚悟です》

 

 田中としては騒動を謝罪した形だが、これに対してコメント欄には賛否がわかれている。

 

《本来絶対要らん投稿 マーくんは安樂の上司ではない》

 

《何か、とばっちり受けた感じやなあ》

 

 など、田中を擁護する声があがる一方、批判の声も多く寄せられた。

 

《年長者として注意してれば、ここまで大きな話にはならなかったと思います》

 

《本当に知らなかったのですか??後から色々でてくるのは嫌ですよ》

 

 またネット上でも、

 

《田中選手はまるで他人事のようにコメントしてるけど、動画では何度も蹴られてる後輩横目に苦笑してましたけどね。あれだけ前に押し出されるくらい蹴られてるのに何も言わないんだなって》

 

《次元が違い過ぎますが例えば安樂の様な選手も大谷選手が目の前にいたら絶対にやらないと思う。恥ずかし過ぎてやらないですよね。そこから違うともっと意識しなきゃこのまま終わりますね》

 

《なんとも言えないコメントで残念》

 

 などの声があがった。この騒動、まだまだ尾を引きそうだ。

( SmartFLASH )

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