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【大相撲に不満殺到】照ノ富士-大栄翔戦が消滅で1年半対戦なし…“割り崩し”に好角家らが「AI導入してくれ」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.01.26 15:00 最終更新日:2024.01.26 15:05
大相撲初場所は、12日目を終えて1敗の関脇・琴ノ若を2敗の横綱・照ノ富士、大関の霧島と豊昇龍が追いかける展開。上位陣が力を見せて激しい優勝争いとなっており、見応えのある場所となっている。
だが、好角家たちにはある不満も……。SNSには
《これ、今場所も照ノ富士ー大栄翔が割り崩しの影響で無くなるわけ?毎場所楽しみにしている大一番なのに。もう一年半も見れていない》
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《8勝2敗の新入幕を横綱にぶつける価値なんてあるか?大栄翔との取組を回避して照ノ富士の成績の見栄えをよくしようとしているのではないかと勘ぐりたくなる》
《明日の割は甚だ疑問。大の里には霧島で十分で、照ノ富士はちゃんと大栄翔に当てるべき。余った玉鷲に竜電で良かったと思う》
《照ノ富士ー大栄翔は法律で禁止されたんですか??》
など、不満の声が多数並んでいるのだ。
「多くの人が指摘しているのが、照ノ富士と関脇・大栄翔の割(取組)が組まれていないことです。本来であれば12日目に組まれるはずですが、この日照ノ富士の相手は新入幕の大の里(前頭15枚目)でした。
大の里は9日目までで8勝1敗でしたが、10日目からは上位陣との割が組まれ連敗。まだ優勝の可能性があるとはいえ、横綱にぶつけるとは意外でした。
この一番が組まれたために、照ノ富士と大栄翔の対戦がなくなったわけです。大栄翔は11日目までに5敗で優勝争いからは脱落しているとはいえ、番付では6番めの地位ですからね。この対戦はこれまで大栄翔の6勝8敗(うち1勝は不戦)ですが、照ノ富士にすれば“天敵”です。土俵では決まって熱戦となり、大いに盛り上がるのですが……」(相撲ライター)
照ノ富士-大栄翔は、2022年名古屋場所が最後(同年秋場所は照ノ富士の休場で不戦)となっており、1年半も対戦がない。その間、照ノ富士は休場が多いものの、優勝した2023年夏場所(当時大栄翔は関脇)も“割り崩し”によって対戦はなかった。
「このところ、本来あるべき上位陣同士の対戦をなくす“割り崩し”が多く、相撲ファンの不評を買っています。最近でいえば、2023年秋場所。霧島と貴景勝の大関同士の対戦がなくなりました。続く九州場所では、やはり大関同士の豊昇龍と霧島の対戦がありませんでした。いずれも、番付下位の力士が星を伸ばし優勝争いに絡んできたためですが、もっと早い段階で上位陣と当てるなどすれば、割り崩しをしなくて済んだのでは、と思われることがここ数年続いています」(同前)
割を組むのは審判部の親方たちの仕事だが、SNSでは
《大栄翔はまたも横綱戦消滅かー…他の上位陣より照ノ富士に勝てる可能性が高いタイプなのに…審判部の失態はどこまで続くんだ?いい加減人力じゃ信用できんから取組編成にはAI導入してくれー》
という厳しい声も見られる。伝統を重んじる組織だけに」、AIの導入は難しそうだが――。
( SmartFLASH )