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ドジャース「大谷翔平は30盗塁、打率3割、40本塁打」「山本由伸は15勝、奪三振200」白井一幸氏と鶴岡慎也氏が2024シーズンを予測
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.02.09 06:00 最終更新日:2024.02.09 06:00
1500億円大補強で大谷翔平(29)に続き、山本由伸(25)まで手中にしたドジャースのキャンプが始まる。侍ジャパンヘッドコーチ・白井一幸氏、同ブルペン捕手・鶴岡慎也氏が大谷&山本の2024シーズンについて語る。
まず、白井一幸氏がこう語る。
「ロサンゼルス・ドジャースは、ワールドチャンピオンを目指す強豪チームです。
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大谷翔平選手は、ファイターズでプレーをしているころから、世界一の選手になることを目指してきました。そのために計画的に進めているフィジカルトレーニングは、毎年改善を重ねています。
彼の強さは、プレッシャーがかかっても、それをプラスのエネルギーに変えて前に進んでいける点だと思います。
一方の山本由伸投手は、コントロールは抜群ですし、すべての球種が一級品。これだけの投手はメジャーでも屈指なので、安定した成績を残せると思います。
私が山本投手をWBCで見ていて感じたのは、やはり “メンタルの強さ” でした。人と比較したりまわりに流されたりすることがなく、どんな環境でも自分の持てる力を出し切れると思っています」
では、鶴岡慎也氏の見方は?
「翔平の野球に対する思いの根底にあるのが “勝つこと” で、塁に出るためならセーフティバントも厭いません。
そんな彼の性格から、今季は投げられないぶん、足で貢献しようと考えていると思うんです。そこで、伸びるとみているのが盗塁数。昨季の20盗塁から、今季は30盗塁はすると思っています。
昨季には、ブレーブスのアクーニャJr.選手がホームラン41本、73盗塁しているので、そのラインを狙ってほしいですね。
ドジャースはベッツ選手、フリーマン選手ら強打者が揃っており、エンゼルス時代ほど敬遠されることはないでしょう。相手投手が翔平と勝負する場面が増えれば、ホームランの確率も上がると思うんです。
成績は打率3割、40本塁打、100打点は絶対にいくと思いますし、2年連続のホームラン王も狙えるでしょう。
一方の山本由伸。WBCのときに由伸の球をたくさん受けました。ストレートを高めに投げたりコースに決めたりと、三振が取れる投手です。
スプリットを投げられるし、大きなカーブやカットボールもすごくいいので、打たれても大崩れは絶対にしないと思います。自分のなかで、打者を打ち取るパターンを持っているのも強みです。
ドジャース打線の援護も期待できるので、15勝ぐらい、防御率は2点台後半、奪三振は200ぐらいの結果は残せると思います。新人王も期待できるでしょう。
中4日のローテーションでの体調管理が心配ですが、それを乗り越えてきた翔平がすぐそばにいるので、心強いと思います」
白井一幸
1983年のドラフト1位で日本ハム入団。現役引退後、日本ハムの二軍総合コーチ、二軍監督を経て、一軍ヘッドコーチを務め、リーグ優勝3回、日本一2回を獲得。2023年、WBCでヘッドコーチを務め、世界一を達成
鶴岡慎也
2002年に日本ハムに入団し、捕手として活躍。ダルビッシュとは7年間バッテリーを組み、2013年の大谷のプロ初勝利時にもマスクを被った