スポーツ
原辰徳氏、古巣巨人のV奪回よりご執心“ゴルフ三昧”の日々 専属コーチ雇い目指すはシニア大会優勝!
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.02.28 06:00 最終更新日:2024.02.28 06:00
「ここは新しい力に託すべきだと思った」
2023年10月、巨人の監督を辞任した原辰徳氏。現在も、オーナー付特別顧問として籍を残しているが、この言葉どおり、今春の巨人キャンプに姿を見せていない。
「原前監督は、2003年と2015年にも巨人の監督から離れたことがありましたが、どちらも翌年には、スポーツ紙の専属評論家としてキャンプ地を訪れています。今回は宮崎、沖縄どちらのキャンプ地も訪れる予定はなく、球界から一歩引いた形を取っています。公の場に出てきたのも、2月18日に、第56回青梅マラソンのスペシャルスターターを務めたのが久しぶり。今は趣味のゴルフに没頭していると聞いています」(スポーツ紙デスク)
【関連記事:「2億払う必要なし」退団する巨人・原辰徳監督の年俸めぐり批判続出、後任・阿部慎之助氏にも不安の声】
実際、本誌は2月中旬の夜、タクシーで帰宅する原氏の姿を発見。運転手は、トランクからゴルフバッグをせっせと降ろしていた。一方の原氏は、スコアがよかったのか、軽い足取りで自宅玄関をくぐるのだった――。
「じつは、原さんのゴルフの腕前は球界ナンバーワンの呼び声が高いんですよ。ベストスコアは66。ふだんからアンダーパーで回ることもしばしばで、野球評論家だった2018年には、男子シニアゴルフの『ファンケル クラシック』にアマとして参加しています。ただ、これまでレッスンプロから習った経験がなかったんです。監督退任を機に初めて専属コーチを雇い、手ほどきを受けているそうです。本人も『なるほど、と思うことが多々ある』と納得した様子。現在の目標はシニアツアー優勝と、まだ一度も達成していないという、自分の年齢より下のスコアで回る“エージシュート”だそうです」(同前)
では今後、球界への復帰はないのか。
「巨人の監督については、本人が『もういいんじゃない』と言っていますから、ないでしょう。巨人側もキャンプに招待していないことからわかるとおり、熱意はない。一部では、現在の侍ジャパンの井端弘和監督はつなぎで、本命は原さんの復帰だともいわれていました。次回も、大谷翔平らメジャー組に参加してもらうためには、原さんの実績や知名度が必要だからです。ただ、これにも原さんは消極的。現実味があるのはコミッショナー就任です。球界OBが就任したことがなく、待望する声が多いんです」(巨人担当記者)
一方で、原氏の抜けた今季の巨人はどうか。2年連続でBクラスに甘んじている巨人にとって、2024年のセ・リーグ制覇は至上命題だが……。
「ここ数年『選手はベンチを向いてプレーしている』と言われたほど、原さんの威光は強烈でした。阿部慎之助新監督も、コーチ時代にはスパルタで選手から恐れられていたので、どんな指導をするのかと注目されていましたが、蓋を開けてみれば、基本的にはコーチまかせ。選手は肩透かしを食らった状態で、いい意味でいえば、笑いの絶えない風通しのよいチーム。悪く言えば死に物狂いで優勝するという気迫が感じられません。“ゆるふわキャンプ”でうまくいけばいいですが……」(同前)
今季も“ボギー”じゃ、ファンが怒る。