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メジャー御用達の寿司店をアリゾナ州で発見!イチローの注文は「白いおにぎり2つ」、大谷の注文は?【写真あり】

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.03.12 06:00 最終更新日:2024.03.12 06:00

メジャー御用達の寿司店をアリゾナ州で発見!イチローの注文は「白いおにぎり2つ」、大谷の注文は?【写真あり】

大谷が食べた寿司はどんな味なのか(写真・AP/アフロ)

 

 電撃婚を発表したあと、さらに注目度が高まっているドジャース大谷翔平。3月11日(日本時間)現在、オープン戦出場6試合で打率5割3分3厘と絶好調だ。そんな大谷について、アメリカ在住の読者からこんな情報が寄せられた。

 

「現在、大谷選手がスプリングトレーニングをおこなっている野球施設の近くに、メジャーリーガー御用達の寿司店があります。過去には大谷選手が、10人前の大桶をテイクアウトしたこともあるとか。店内では『1人で食べるのかしら』と、ヒソヒソ話になったそうです。太巻きとか、巻き寿司が好きだったみたいですよ」

 

 

 シーズン中は外食しないとも言われる大谷だが、はたして――。本誌スポーツ担当記者が説明する。 

 

「たしかに、大谷選手はあまり外食しませんが、2023年12月には、山本由伸のドジャース入団を祝うため、ビバリーヒルズの有名和食店『マツヒサ』でノドグロや中トロの握りを食べたと報じられました。

 

 エンゼルス時代は、水原一平通訳がアルバイトをしていた寿司店から、いつも食事を取り寄せていたそう。2020年には、エンゼルスのチームメイトをアリゾナ州テンピ市の寿司店に招待したこともありますから、寿司好きなのは間違いないでしょう」

 

 ドジャースが現在、スプリングトレーニングをおこなっているのは、アリゾナ州グレンデール市の野球施設・キャメルバックランチ。情報によると、そこから車で15分程度のフェニックス市にある寿司店「N」がその店らしい。2月末のある日、現地在住の本誌記者は、同店を訪れてみた。

 

「オオタニ? 明日、オープン戦を観に行くんだけど、本当にこんなところまで来るのかな。聞いたことがないよ」

 

 と、利用客も半信半疑。2人いた従業員に聞くと、大谷の存在すら知らない! 野球選手が来たでしょ? と聞いても通じないので、しかたなく野球選手のイメージで寿司を握ってもらった。

 

「彼らなら、1人で太巻き3本と細巻き、握りくらいは食べてしまうだろうね」(従業員)

 

 大谷がテイクアウトしたらしい10人前を握ってもらったお寿司は、356ドル (チップ50ドルを含む、約5万2000円)。典型的なアメリカの寿司で、ソースたっぷりのカロリー高め。これならスポーツ選手も満足するのだろうけど……少し腑に落ちない思いでミッションを終えたところ、現地からさらなる情報が。

 

「大谷が来たのはN寿司ではなく、そのすぐ近くの『Kabuki Sushi&Grill』らしいですよ」

 

“現地在住” とはいえ、記者の居住地からフェニックス市までは飛行機で2時間、車で1時間の距離。もう一度行くのはしんどいが、ここは行きましょうとも!

 

 3月上旬、「Kabuki Sushi&Grill」を訪問。1週間前に訪れた「N」から車で5分ほど離れている。店内は、野球以外もさまざまなスポーツのトレーニング関係者で盛況。近所に住む女性もヨガパンツ姿で来店しており、どうやらカジュアルに利用されているようだ。

 

 店に入ると、壁には来店したメジャーリーガーたちの写真がたくさん貼られ、ひと目で選手たちに愛されている店だとわかる。店長に来意を告げると、店の入口ですれ違ったファミリーは、ドジャースの某捕手ご一家で、席で食事しているのはマリナーズの某選手だと教えてくれた。

 

「私がこの店を18年も続けているのは、野球選手のためです。多くの選手が贔屓にしてくれ、とくに日本人選手と韓国人選手は、よく来てくれますよ」

 

 店長はニッコリ笑って、記者をキッチンに招き入れてくれた。キッチンの壁には、スプリングトレーニングの際に訪れたメジャーリーガーの写真が、シーズンごとにコラージュされている。数百枚はありそうだ。イチロー(マリナーズほか)や野茂英雄(ドジャースほか)、岩隈久志(マリナーズほか)の写真もあった。

 

「イチローは一度、テイクアウトしてくれたんですが、そのときのオーダーは『白いおにぎり2つ』だけだったんです。メニューにはないけれど、マリナーズにはお世話になっているから特別に作りました。彼は食事には気をつけているし、そんなに食べませんからね」(店長)

 

 そして――。大谷も来店していた!

 

「大谷は、通訳の(水原)一平さんと一緒に、一度来てくれました。当日は、私がおすすめメニューを見繕って出しました。揚げたエビにアボカドやカニ、そして特におすすめしたのが、クリームチーズを巻いたKim Roll David Styleですね」

 

 大谷が食べたという寿司を、4人前握ってもらったところ約140ドル(チップ25ドルを含む、約2万円)だった。アメリカでは、ラーメン1杯が50ドルすることを考えるとかなり安めだが、変にアメリカナイズされておらず、洗練された味だった。

 

 では、大谷はいつ来たのか。

 

 店長はスマホで店のインスタグラムを遡り、「2018年3月12日(現地時間)ですね」と言う。大谷と水原通訳が座った席も教えてくれた。テイクアウトではなく、店内で食事をしたようだ。そして、この一度の来店が “盛った” かたちで現地の日本人の間に噂として広まった模様。

 

「2018年は大谷にとってメジャー1年め。2018年3月12日は、オープン戦7試合で、打率1割1分1厘と、悪い流れから抜け出せずにいた時期です。ジンクスを重視する大谷だけに、不振から抜け出すため、日本食を求めて来店したのかもしれませんね」(前出・スポーツ担当記者)

 

 ドジャースのキャンプ地(キャメルバックランチ)は、エンゼルスのキャンプ地(テンピ市にあるディアブロスタジアム)よりも、この寿司屋にずっと近い。スプリングトレーニングも佳境に入ったいま、大谷が店にぶらりと訪れることもありそうだ。

( SmartFLASH )

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