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元ロッテ「里崎智也」清宮幸太郎は一番いい球団に指名された

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.10.31 11:00 最終更新日:2017.10.31 11:00

元ロッテ「里崎智也」清宮幸太郎は一番いい球団に指名された

 

 今年のプロ野球ドラフト会議では “清宮フィーバー” が巻き起こった。早稲田実業高校の清宮幸太郎が、7球団から一位指名を受け、抽選で交渉権を獲得したのは北海道日本ハムファイターズ。今後の活躍が期待されるが、業界関係者たちは、この流れをどう見ているのか。

 

 10月28日放送の『Going! Sports&News』(日本テレビ系)にて、複数の野球関係者が清宮について語っていた。

 

 元千葉ロッテマリーンズの捕手で、WBCで世界一に輝いた経験をもつ里崎智也は、こう分析する。

 

「正直、ぼくは12球団で一番いい球団に指名されたと思ってますね。絶対に何百打席は立たせるとか、何試合は出させるというノルマが与えられてるので」

 

 里崎の指摘の通り、日ハムは新人を結果にとらわれず、実戦経験を積ませるシステムを採用している。

 

 盗塁王を二度獲得している西川遥輝も、打率2割3分9厘ながら71試合に出場するなど、多くの選手がこのシステムによって成長してきた。

 

 元ロッテマリーンズ投手で、日ハムでコーチを務めた経験を持つ黒木知宏は、日ハムの育成について、こう話していた。

 

「選手のために “プレーヤーズファースト” を大前提にやっているのを感じました。教えるというより、選手がそこ(自分のやりたいこと)に向かっていくためにサポートするってことを大前提に考えてるチームだと思う」

 

 投手と打者の “二刀流” で活躍していた大谷翔平も、選手の意向を尊重する日ハムだからこそ、成り立っていたのだ。

 

 さらに、現在のチーム事情を考えると、清宮が活躍するチャンスがあるという。

 

「今年、大谷翔平がポスティングでアメリカに行くということになると、DH(指名打者)が空きますから。中田翔DHで、清宮一塁もあるし、中田翔が一塁、清宮DHっていう選択肢もありますから、出番が増える可能性は十分にありますね」(里崎)

 

 そして出場の機会さえあれば、清宮のポテンシャルは十分だ。

 

「バットの芯に当たったらすべて柵越えする感じはあります。ホームラン数でいったら、25~30本は打てる感じもあるんじゃないですかね」(黒木)

 

 はたして清宮は1軍で活躍することができるか。

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