3月28日、プロ野球・ソフトバンクは、山川穂高内野手が自身の成績と連動した寄付をおこなうと発表した。1本塁打、1打点につき1万円を福岡市内の児童養護施設に寄付するという。
山川は球団を通じて、《今シーズンから福岡ソフトバンクホークスの一員として戦うにあたり、まずは本拠地・福岡PayPayドームのある福岡市で何か恩返しできることがないかと考えました》《1人でも多くの子どもたちの支援に協力できるよう、たくさんホームランを打てるように頑張ります!》などのコメントを発表した。
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山川は通算218本塁打、575打点を誇る大砲。だが、2023年5月の「文春オンライン」による性加害報道の影響で、紆余曲折ありながらFAで西武からソフトバンクに移籍した経緯もあり、山川の寄付活動にはSNSで賛否両論が渦巻いた。
《山川選手、素晴らしいです。マジで頑張って欲しい!目指せ150万円寄付!》
《やらない善よりやる偽善 この行動は素晴らしいと思う》
と賛同する声があがる一方、批判的な声も。
《恩返しって古巣にするもんだと思ってたが笑 所沢の子供達の為にも寄付お願いしまーす》
《埼玉でもやっといた方がいいんじゃね?》
《1年で100万円くらいで威張られても 一打100万円を福岡の子供に寄付した神がライオンズにはいますし》
西武の栗山巧外野手は2023年8月20日、ソフトバンク戦(福岡PayPayドーム)で右翼フェンスにある福岡銀行の広告を直撃する本塁打を放ち、賞金100万円を獲得。その全額を「福岡県こども食堂応援プロジェクト」に寄付している。
また、ソフトバンクの柳田悠岐外野手は、自身の本塁打が途上国の子どもたちの学校給食支援につながるよう、1本塁打につき15万円の成績連動型寄付をおこなっており、2023年のシーズンは23本の本塁打で345万円。2019年からの5年間で、合計寄付額は1800万円にのぼったことから、2024年3月19日、国連WFP協会から感謝状を贈呈された。
山川の推定年棒は3億円(4年総額12億円プラス出来高払い)。賛否はあれど、ともかく打ちまくって、多くの寄付をしてもらいたいものだ。
( SmartFLASH )