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水原一平容疑者についた“やり手弁護士”の正体…引き受けた裏に「目先の金より今後の評判」の思惑

スポーツ 投稿日:2024.04.15 18:21FLASH編集部

水原一平容疑者についた“やり手弁護士”の正体…引き受けた裏に「目先の金より今後の評判」の思惑

写真・AP/アフロ

 

 大谷翔平の口座から不正送金していた元通訳の水原一平容疑者。米連邦地検は2024年4月12日に「銀行詐欺罪」で訴追した。今後は法廷の場で争われることになるが、水原容疑者が選んだ弁護士は、マイケル・フリードマンなる人物だ。

 

 フリードマン弁護士はカリフォルニア大法学部、ハーバード大、カリフォルニア大サンディエゴ校と3つの大学を優秀な成績で卒業している。カリフォルニア大は水原容疑者が経歴詐称で話題となった大学だけに、皮肉な結果だ。

 

 

 その後、検察の道に進み、連邦検察官を務めた。弁護士転向後は数々の有名事件に取り組み、有能弁護士としての地位を確立していった。2024年には米雑誌の「フォーブス」のサイトで、ロスの最高刑事弁護人の一人に選ばれている。

 

「ハリウッドの大物プロデューサーで、女優への性的暴行などで有罪判決を受けたハーヴェイ・ワインスタインの弁護を担当したことで知られています。

 

 米国の場合は刑事事件がとにかく多いので、法廷を長引かせるのではなく、いかにして早く司法取引に持ち込むかが弁護士としての腕だと見られています。

 

 今回の件はどうなるかは分かりませんが、これまでの事件を見ると司法取引の駆け引きが非常に巧みで、多くを不起訴まで持ち込んでいます」(現地記者)

 

 そうとくれば、弁護料も当然高くなるはず。大谷の口座から1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法に送金したとされるだけに、水原容疑者には大金を払う術はないと見られているが……。

 

「水原容疑者から多くの弁護費用は期待できません。それが分かっていても引き受けたのは、もし減刑に成功すれば、弁護士としてもさらに腕が上がると考えたのでしょう。目先の金よりも今後の評判を考えてのこと。要するに“実より名をとった”ということです」(同前)

 

「銀行詐欺罪」は有罪となれば、最長で禁固30年、100万ドル(約1億5000万円)の罰金のいずれか、もしくは両方といった量刑が科せられる。フリードマン弁護士の腕前やいかに……。

( SmartFLASH )

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