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「週1ペースで日本企業と契約」大谷翔平「1014億円契約」もドジャースには“お手ごろ”パートナーシップでウハウハ状態

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.30 19:00 最終更新日:2024.05.01 17:24

「週1ペースで日本企業と契約」大谷翔平「1014億円契約」もドジャースには“お手ごろ”パートナーシップでウハウハ状態

インタビューを受ける大谷の背後には日本企業のロゴがびっしり

 

 2023年12月、ドジャース大谷翔平と結んだ10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の契約は、じつは“お手ごろ価格”だった、という見方が出始めている。なぜなら、大谷の加入後、ドジャースが日本の大企業との提携を結ぶことが増えているからだ。

 

 4月26日には、配管システム全般の販売を営む専門商社「日本管財センター」と複数年のパートナーシップ契約を締結した。ドジャースはこれまでも「ANA」、タイヤメーカーの「TOYO TIRES」、医療品製造や資源素材などを手がける「興和」、100円ショップ大手の「ダイソー」など、次々にパートナーシップを結んでいるのだ。

 

 

 大谷が囲み取材を受ける際、上記のスポンサー名が印刷されたパネルが、必ず背後に立てかけられている(このボードは記者会見バックパネル、インタビューボードなどというそうだ)が、そのスポンサーの多さに驚かれた方も多いだろう。こうした傾向を、米メディアの「ジ・アスレチック」は、「彼は文字どおり、お金の工場だ。広告だけでさえも」「オオタニの存在は、彼のチームをすぐに国際的に重要なものにする」と、影響力の大きさを伝えている。

 

 また、「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シャイキン記者のXでは《ドジャースは、今季のスタートからほぼ1週間に1回のペースで日本のスポンサーと契約している》と指摘。そして、日本企業とのつながりはまだまだ増えそうだとしている。そう考えれば、10年総額約1014億円の契約も、安いものかもしれない。

 

 ドジャースに金も名誉ももたらす男・大谷だが、米スポーツビジネスメディアの「スポルティコ」が《2024年のMLB最高年俸選手:オオタニが200万ドルの年俸にもかかわらずトップ》という、興味深い記事を掲載している。

 

 年俸は100億円を超える大谷だが、後払い契約のために実質、2024年の年俸は2億円強。それでも《エンドースメント(スポンサー契約)のポートフォリオはユニコーンレベルに達し、球界のどの選手よりも多くの収入を得るだろう》と結んでいるのだ。

 

 前出のシャイキン記者も、Xで大谷の副収入の多さに注目。それによればメジャーリーガーの1位が大谷で6500万ドル(約98億4800万円)で断トツであるのに対し、2位のブライス・ハーパーは700万ドル(約10億6000万円)、3位のアーロン・ジャッジでさえ600万ドル(約9億900万円)と、大谷はハーパーの9倍以上、ジャッジとは約10倍の差があると記している。

 

 そんななか、4月30日には大谷が新たな日本企業と契約したとの一報が。「お~いお茶」で有名な伊藤園とグローバル契約を結んだという。日本全国&世界60紙以上の新聞全面広告で、伊藤園から「拝啓 大谷翔平様」で始まる大谷へのエールを込めた手紙を公開。大谷も「日本にいたときから『お~いお茶』が大好きでよく飲んでいましたし、アメリカの生活でも大切な相棒となっています」と応えている。

 

「大谷選手への契約オファーは増え続けています。これまでもスポーツ選手やタレントで人気の方はいましたが、ここまでとなると記憶にありません。彼は実績があり、さわやかなイメージがあり、開拓者であり、29歳ながらすでにレジェンド。米国ではユニコーンとさえいわれています。業種を選ばず契約できる、数少ない人物です」(大手広告代理店関係者)

 

 大谷が契約したことで、スーパーでは「お~いお茶」の売り上げが好調で、在庫切れの店も出てきているとか。

( SmartFLASH )

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