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「接触なければ勝ってた」「走行妨害にならないなんて」米ケンタッキーダービー、日本馬僅差3着もファン騒然

スポーツ 投稿日:2024.05.05 15:09FLASH編集部

「接触なければ勝ってた」「走行妨害にならないなんて」米ケンタッキーダービー、日本馬僅差3着もファン騒然

僅差で3着となったフォーエバーヤング(中央)(写真・ZUMA Press/アフロ)

 

 5月5日朝(日本時間)、米チャーチルダウンズ競馬場でおこなわれたケンタッキーダービー(G1・ダート2000m)。日本から参戦したフォーエバーヤングは僅差の3着、テーオーパスワードは5着と大健闘した。

 

 今回が第150回となる伝統のレースで、現地でも注目を集めたのがフォーエバーヤングだった。2023年のデビューから3連勝。2024年に入って海外遠征に転じ、サウジダービー、UAEダービーと連勝。5戦無敗の日本馬の現地での単勝オッズは、7倍で3番人気だった。

 

 

 若手の坂井瑠星騎手を背にレースに挑んだフォーエバーヤングは、スタートで後手を踏んで位置取りは後方に。苦しい展開となったが、4コーナーから外を回って追い上げを見せる。直線はさらに外から来たシエラレオーネとたたき合う形で、逃げるミスティックダンに猛然と迫ったが、3頭が並ぶ形で、ほぼ同時にゴール。

 

 最後は首の上げ下げの差で、1着ミスティックダン、ハナ差2着がシエラレオーネ、さらにハナ差3着がフォーエバーヤングとなった。

 

 この激走に、SNSでは《歴史的3着!》《感動しました》などの声があふれ、Xでは「フォーエバーヤング」「エバヤン」などがトレンド入りした。

 

 と同時に、こんな意見も多数。

 

《直線での接触無ければもしかして勝ってた可能性あるんじゃないの…》

 

《フォーエバーヤング、外の馬にめっちゃ妨害されてね?》

 

 米国の競馬ファンからも

 

《ワウ、これはシエラレオーネのダーティーな騎乗だ。これが走行妨害にならないなんて驚き》(編集部訳・以下同)

 

《フォーエバーヤングはシエラレオーネにぶつけられなければ勝っていただろう。レースのリプレイを見ると、シエラレオーネのジョッキーが左腕を伸ばして妨害しているのがはっきりわかる》

 

 などの意見が多数出ている。

 

「直線で両馬は何度も接触しています。外のシエラレオーネがずっと内側にもたれるような感じで、ゴール直前にガリファリオーネ騎手がフォーエバーヤングの首の付け根あたりに手を伸ばしているのが、映像でもはっきりわかります。

 

 ただこれが妨害なのかというと、違うでしょう。その直前には、坂井騎手が左ムチを入れてフォーエバーヤングが外によれるような動きを見せているので、これ以上近づくと危険だと判断しての、とっさの動作だと思われます。何より、レース後に坂井騎手がオブジェクション(走行妨害の申立て)をおこなっていないことが、すべてだということです」(競馬ライター)

 

 フォーエバーヤングのオーナーは、人気ゲーム「ウマ娘」でも知られるサイバーエージェント社長の藤田晋氏。藤田氏はXで

 

《本当に凄い馬でした。負けたけどこの健闘は誇らしいです》

 

 と、愛馬の健闘を讃えている。

( SmartFLASH )

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