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【赤ヘル打線の名脇役】長内孝「毎日1500本振ってた」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.17 16:00 最終更新日:2017.11.17 16:00
カープのスター打者といえば、「ミスター赤ヘル」山本浩二と「鉄人」衣笠祥雄。だがこの2人だけじゃない、個性派が睨みを利かせ、いつも赤ヘル打線は他球団の脅威だった。かつての赤ヘル打線の名脇役に再会した!
1986年のVの3番バッターとして活躍し、現在焼き鳥店を営む長内孝氏。当時をこう振り返る。
「思い出はプロ8年め、中日戦の逆転サヨナラ3ラン(1983年)かな。3年めぐらいのころは、2軍で毎日1500本振ってたし、それがこの年にやっと実を結んだね。
コーチ時代も、数を振ろうということで、連続600本ティー打撃というのをして。若いときの新井なんか、フラフラになりながらやってましたよ(笑)
店を始めるときは、8カ月間、ほかの店で修業して、一から教えてもらいました。コーチから、いきなり二軍選手みたいな感じですよね。
午前11時ごろに入って、深夜2時くらいまでやるんです。厳しかったですよ。今ではおかげさまで、今年8月に2号店がオープンしました。
もちろん、後進も育てていかないといけない。この先、ずっと何年もできるわけじゃないから。育てる、育つというのは野球も店も同じかもね。
余裕があれば、また野球に携われたらいいかなと思っています。アマチュアの指導資格も持ってますし。でも、まだ余裕はないよ(笑)」
おさないたかし
内野手 1957年8月30日生まれ 神奈川・桐蔭学園高からドラフト3位で1976年に入団。通算本塁打104本を誇る。現在は広島市で焼き鳥店「カープ鳥 おさない」を経営
(週刊FLASH 2017年10月31日号)