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田中将大「今月の実戦復帰」絶望で200勝めはるか遠き日々…担当記者が明かす “意気消沈する” 別のダメージとは

スポーツ 投稿日:2024.05.08 18:49FLASH編集部

田中将大「今月の実戦復帰」絶望で200勝めはるか遠き日々…担当記者が明かす “意気消沈する” 別のダメージとは

風船をふくらませる楽天・田中将大(3月5日)

 

 現在、ファームで調整中の楽天田中将大の、今月中の実戦復帰が絶望的であることがわかった。

 

「まだ5月に入ったばかりなのに、すでに今月中の実戦復帰が無理となると、相当深刻だとわかります。田中は昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けましたが、キャンプも1軍からでしたし、オープン戦も3試合ほど投げました。

 

 

 ところが、3月20日のイースタン・DeNA戦で先発して以降は投げていませんし、その後は2軍に帯同して調整を続けています。ただ、どこか痛めたとか、右肘痛の再発といった報告はあがっていませんから、逆に長引くのではないかと心配しています」(スポーツ紙デスク)

 

 デイリースポーツによれば、青山浩二1軍投手コーチは、現状について「本人とも連絡取った中で、オープン戦のダメージがあるという話だった。そこ(不安)をしっかり取り除いて100%自分の中でいけるっていう風になってから、次のステップに行きたい」と話したという。

 

 田中を長らく取材する担当記者は、「オープン戦以外での別のダメージがある」と指摘する。

 

「昨年、安楽智大の若手に対する陰湿ないじめを見てニヤニヤしていた田中の姿が映った動画が出て大騒ぎになりました。

 

 その後、球団には安楽はもちろん、田中に関しても苦情の電話やメールが数多く寄せられたんです。年齢的にも実績でもリーダーであるべき田中は何をやっていたんだと。

 

 当然、田中は球団から厳重な注意を受けましたが、彼は見た目と違って細かいことも気にするタイプ。自分のことが書かれたSNSや報道をチェックするたび、けっこう辛辣な意見を目にして、そこでまた落ち込む。現在はメンタルをやられていて、深刻な状態に追い込まれています。

 

 また、チームで彼に意見できる人がいないんです。昨年までは石井監督がそうだったけど、SD(シニアディレクター)になったため、現場にいなくなった。

 

 選手では松井裕樹が数少ない何でも言いあえる仲でしたが、メジャーに行ってしまった。しかも、活躍しているのを見てさらに落ち込む。

 

 完全に孤立無援で浮いていて、周囲はどう接していいかわからないようです。あとわずか3勝で日米通算200勝ですが、その3勝は今シーズン中は無理では、という人がいるほどです」

 

 田中は今季開幕を迎えるにあたり、「自分と向き合いながら、自分のなかで『これでいけるぞ』というときに進んでいく。時間はかかるかもしれないが、やれることをやる」と語っていた。

 

「これでいける」と言えるまで、まだまだ時間がかかりそうだ。

( SmartFLASH )

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