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【赤ヘル打線の名脇役】今井譲二「いまは野球塾の校長」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.19 16:00 最終更新日:2017.11.19 16:00

【赤ヘル打線の名脇役】今井譲二「いまは野球塾の校長」

 

 カープのスター打者といえば、「ミスター赤ヘル」山本浩二と「鉄人」衣笠祥雄。だがこの2人だけじゃない、個性派が睨みを利かせ、いつも赤ヘル打線は他球団の脅威だった。かつての赤ヘル打線の名脇役に再会した!

 

 代走の切り札として知られ、現在は野球塾の校長を務める今井譲二氏はこう振り返る。

 

「僕の場合は盗塁を100%成功させなきゃいけない。出るのは勝敗が決まる8回、9回とかだから。アウトになったら終わり。

 

 思い出深いのは、二軍から上がってすぐ、負けてた9回に出て、サインを見たら盗塁なんですよ。古葉さんの顔を見たら、イケー! って言ってる。思い切って走ったらセーフになった。

 

 それで、長内がサヨナラホームラン。日本シリーズで東尾(修・西武)さんの牽制でアウトになった苦い思い出もあるんですけどね。

 

 今の野球塾はもともと、バッティングセンターの野球教室だったんです。生徒が400人くらいいたんで、それじゃあってことで、今の形になりました。卒業生からプロへ行ったのも岩貞(祐太・阪神)をはじめ4人。

 

 県内の高校の主力選手もここの出身が多いんです。今年、ドラフトにかかるかなっていう子もいます」

 

いまいじょうじ
外野手 1956年11月1日生まれ 中央大からドラフト外で1979年に入団。代走の専門家で通算62盗塁、安打は5本。現在は小中学生向け野球塾「PBA熊本校」校長

 

(週刊FLASH 2017年10月31日号)

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