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【赤ヘル打線の名脇役】水沼四郎「店の客にはカープ熟女が多いよ」

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2017.11.21 11:00 最終更新日:2017.11.21 11:00

【赤ヘル打線の名脇役】水沼四郎「店の客にはカープ熟女が多いよ」

 

 カープのスター打者といえば、「ミスター赤ヘル」山本浩二と「鉄人」衣笠祥雄。だがこの2人だけじゃない、個性派が睨みを利かせ、いつも赤ヘル打線は他球団の脅威だった。かつての赤ヘル打線の名脇役に再会した!

 

「江夏の21球」の捕手を務め、現在は広島市で居酒屋を経営する水沼四郎氏。

 

「今はもう第二期黄金期よ。同じ年代の若いもんが多いでしょ。このまま続くんじゃないかな。僕は、練習はそんなにきついと思ったことはないね。やって当たり前。試合のほうがしんどかったよ。配球でミスしたなと思ってたら、古葉(竹識)監督から愛のムチやから。

 

 そのかわり、古葉さんは野球を離れたら優しかった。東京遠征に行っても、明日のゲームに間に合うように適当に帰ってこいよと。僕らのときに『FLASH』なんかがあったら一発でやられてたわ(笑)。

 

 現役時代の思い出は、やっぱり『江夏の21球』やな。 こうやって店をやらしてもろとるのもそのおかげやと思とる。じつはあの試合で決勝ホームラン打っとるんやけど、まあ8割の人は知らんわな。当時の野球を知っとるお客さんが、『あれは “四郎の21球” や』と言うてくれるのは嬉しいね。

 

 前は東広島でお好み焼き屋をやっていたけど、今の店は7年前から。僕の解説つきでカープ戦はずっと映してるから、野球ファンが来てくれる。カープ女子は少ないけど、カープ熟女は多いよ(笑)。

 

 でも、この店もあと1、2年かな。そのあとは、今もお話をいただくけど、講演活動やな。脳梗塞をやって復帰してるから、そういうことも伝えていけたらいいね」

 

みずぬましろう
捕手 1947年2月27日生まれ 中央大からドラフト2位で1969年に入団。1979年、1980年のV2に貢献。コーチや解説者を経て、広島市で「スポーツ居酒屋しろう」を経営
(週刊FLASH 2017年10月31日号)

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