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名解説&独特ファッションの北の富士氏、1年4カ月ぶり『大相撲中継』復活!「安心した」「泣く」土俵以上にわくファンたち

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.07.15 16:40 最終更新日:2024.07.15 16:41

名解説&独特ファッションの北の富士氏、1年4カ月ぶり『大相撲中継』復活!「安心した」「泣く」土俵以上にわくファンたち

北の富士(写真・共同通信)

 

 協会にも力士にも、まったく忖度しない解説で有名だった北の富士勝昭氏。その名解説が消えたのは、2023年3月の春場所のことだった。以来、2024年5月の夏場所まで、8場所連続で解説を“休場”していた。

 

「この“休場”を嘆く大相撲ファンは多かったですね。解説はもちろんのこと、そのファッションも見る者を楽しませてくれました。なにしろ、1975年の断髪式後には白のタキシードで登場し、満員御礼となった会場を賑わせた人ですから。解説席に着流しで登場したかと思えば、赤のブレザーに白のゴツい腕時計と、和洋こだわりない、独特なファッションが代名詞となっていました」(大相撲ライター)

 

 

 北の富士氏が“休場”した際、中継NHK広報担当者は「個人に関することなので、こちからお伝えできることはありません」と言葉を濁し、実況のアナウンサーも「北の富士勝昭さんは今場所もご都合でお休みです」と説明するのみだった。はっきりしない説明に、「重病説」まで飛びかったという。

 

「はっきりした発表がなかったため、いろいろな憶測が流れました。北の富士氏は1994年に未破裂動脈瘤の、2016年の年末には不整脈による心臓の手術をしていましたから、過去の病気が関係あるのではないかというのが、憶測の根拠とされていました。さらに、相撲関係者によれば『かなりやせていた』とも指摘されました。理由がはっきりしないまま、先場所まで来てしまったんです」(スポーツ紙相撲担当記者)

 

 ところが、2024年7月の名古屋場所、北の富士氏は突然の復活を遂げた。7月14日の初日、着物姿でVTRに登場したのだ。

 

「こんにちは、北の富士です。去年の3月から長い間、休んでしまいましたが、みなさまお久しぶりです」とあいさつし、同じ“休場”明けの横綱・照ノ富士へ「結果を残してもらいたいものです」と檄を飛ばした。

 

 その後も、さらなる躍進が期待される力士や、瀬戸際に追い込まれた力士へのエールとともにメッセージは終了。実況の三輪洋雄アナウンサーは「なお、北の富士さん、今場所、この後はお休みです。東京で大相撲中継をご覧になるそうです」と説明した。

 

「今回も病名についての説明はありませんでしたが、噂された激やせには見受けられませんでいた。完全復活は来場所以降になりそうですが、まずは一安心というファンが多かったようです」(同前)

 

 北の富士氏のサプライズ復活に、歓喜するファンも多かったようだ。Xでは、こんな投稿が。

 

《元気そうで安心しました》

 

《名解説を待ってます》

 

《NHKのサプライズに泣く。北の富士さん登場。少しお痩せになったがお元気そうだ》

 

 今度は万全の体調で、じっくり解説を聞きたいものだ。

( SmartFLASH )

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