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プロ野球「戦力外通告」された夫を奮起させる3人の美人妻

スポーツ 投稿日:2017.12.12 11:00FLASH編集部

プロ野球「戦力外通告」された夫を奮起させる3人の美人妻

大隣投手の妻・優子さん

 

「清宮ドラフト」から約3週間後、クビの宣告を受けた男たちが生き残りをかけて、マツダスタジアムに集結した。11月15日、51人が参加したトライアウト。

 

 早朝から大勢のファンが開門を待ちわび、贔屓の選手に声援を送る。

 

 なかでも注目は、元ソフトバンクの大隣憲司投手(33)。通算52勝を挙げた左腕だが、難病の影響もあり、今季は1試合の登板にとどまった。今回の登板では、2つの見逃し三振を奪うなど、結果を出した大隣選手が、終了後、本誌に胸中を明かしてくれた。

 

「いま出せる100%の力を出せた。自分のなかに引退という文字はなかった。自信はあるし、どこかでチャンスをもらえれば準備はできている。家族に1年でも長く野球をするところを見せたい。悔いのない形で終われたので、いい連絡を待つのみです」

 

 妻の優子夫人はこう語る。

 

「戦力外を聞いたときは、長年連れ添った恋人にフラれたような感じでした。本人が現役を続けたいのなら、『ついていきますから好きなようにやって』と。

 

 今朝は『戦力外は辛かったね。でも頑張ってきたから大丈夫。力を出し切って』とメールしたら、『私と息子のために頑張ってきます』と。カッコよくて惚れ直しました(笑)」

 

 同じくトライアウトに参加した元・楽天イーグルスの加藤正志選手(28)。加藤選手は、JR東日本東北からD6位で2015年に楽天入団も、わずか2年で自由契約に。2016年もトライアウトを受験するが、声はかからず。今季は社会人野球でプレーしていた。

 

 有紀子夫人は夫についてこう話す。

 

「昨年はフェニックスリーグ参加中に戦力外を聞いたので、すごく驚きました。コーチからは、冗談で戦力外なんて言われていたそうですが、『春季キャンプは一軍』と言われていたので青天の霹靂でした。出かける前は緊張させないように、軽く『頑張れ~』と(笑)。この年齢で、追いかけられる夢を持っている姿はカッコいいです」

 

有紀子夫人

有紀子夫人

 

 元巨人の髙橋洸選手(24)もトライアウトに望みをかける。日本文理高からD5位で2012年に巨人入団も一軍は未出場。怪我に苦しみ、2013年に自由契約となり、育成選手として再契約した。
 

 志桜里夫人がその胸中を明かす。

 

「戦力外を聞いたときは悲しくて悔しかったです。彼はまだ24歳と若く、突然で心の準備ができていなかった。でも、しんみりするのではなく、2人ともトライアウトに向けて頑張ろうという気持ちでした。ふだんから野球に関しては何も言わないので、今回もいつもどおりにしてました。彼の決めたことに対して、反対はしません」

 

 とはいうものの、2016年は65人が参加して、合格したのはわずかに3人と、狭き門であるのも事実だ。
 スタンドからエールを送った美人妻たちに吉報は届くか。

 

志桜里夫人

志桜里夫人

 

(週刊FLASH 2017年12月5日号)

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