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「ロッドマンの娘がいる」なでしこジャパンを迎え撃つ米女子サッカー“強力3トップ”にファン警戒

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.08.02 20:50 最終更新日:2024.08.02 20:50

「ロッドマンの娘がいる」なでしこジャパンを迎え撃つ米女子サッカー“強力3トップ”にファン警戒

米代表のトリニティ・ロッドマンは、あの元NBAプレーヤーのデニス・ロッドマンの娘だ(写真・AFLO)

 

 8月3日、悲願の金メダルに向かって最初の関門に挑む、なでしこジャパン。相手はW杯、五輪ともに優勝4回と、女子サッカー界を引っ張ってきた米国だ。

 

 対戦成績は、なでしこジャパンの1勝8分30敗と大きくリードされている。日本が初優勝した2011年のW杯決勝は、PK戦でということで、記録は引き分けとなっている。唯一の勝利は、2012年3月におこなわれた親善試合まで遡らなければならない。

 

 また、2012年のロンドン五輪や2015年W杯では決勝で日本が敗れており、なでしこジャパンが栄光を勝ち取ろうとするたび、大きな壁となって立ちはだかってきた。

 

 

 ただ、今回の米国からは、日本戦になると必ずといっていいほどゴールを決め、日本の“天敵”とまでいわれたアレックス・モーガンがパリ五輪直前に選考漏れ。日本にとっていい知らせのように思えたのだが……。

 

「アメリカといえば、パワーと高さのワンバックと、スピードのモーガンが日本にとって脅威でしたが、今回は2人ともいません。ところが、日本ではあまり知られていませんが、彼女らに次ぐ選手が続々と現れてきているんです。まず注目すべきは、右ウイングのトリニティ・ロッドマン。NBAのシカゴ・ブルズでマイケル・ジョーダンともコンビを組んだ、あのデニス・ロッドマンの娘です」(サッカーライター)

 

 父のデニスは、「得点よりもリバウンドを取るほうに興味を感じる」とつねづね語り、奇抜な色や模様で染めた髪や言動でも注目された。こだわり続けたリバウンドのために、ときには乱闘も辞さなかった姿勢から“悪童”といわれたレジェンド。どうやら娘は、その素晴らしいアスリート性だけを受け継いだようだ。

 

 身長178cmと、日本を苦しめ続けたワンバックにも引けを取らないサイズ。俊足を生かし、右サイドからの切れ込みでゴールを量産している。当然、サッカーファンは“ロッドマンの娘”に注目しており、Xでも投稿は多い。

 

《そういやなでしこジャパンが次対戦するアメリカって、ロッドマンの娘さんがいるんだね ロッドマンが観戦してたりして》

 

《なでしこジャパン、準々決勝でアメリカと対戦。8月3日午後10時キックオフ(日本時間)。相手FWには、NBAの元スター選手ロッドマンの娘さんがいます。強敵です》

 

《#スラムダンク が懐かしくて、動画観てたからって関係ないけど、先の #なでしこジャパン vsアメリカのカップ戦で印象深かったのは、アメリカ#22ロッドマンって、 #桜木花道 のモデルと言われてるあのデニス・ロッドマンのご息女ってこと・・以上w》

 

 なでしこジャパンにとっての脅威は「トリニティだけではない」と、前出のサッカーライターは続ける。

 

「アメリカは右がトリニティ、中央がマロリー・スワンソン、左がソフィア・スミスの3トップですが、それぞれピッチ外でも有名選手なんです。スワンソンは、MLBのシカゴ・カブスで鈴木誠也や今永昇太のチームメイトである、ダンズビー・スワンソン遊撃手の妻。

 

 またスミスは、NFLアリゾナ・カーディナルスでプレーするマイケル・ウイルソンの婚約者なんです。要するに3トップは、右からNBA、MLB、NFLと、アメリカでもっとも人気を誇るスポーツの関係者。プレー以外でも注目されています」

 

 ただし、プレーも本物。予選の初戦、ザンビア戦ではロッドマンとスワンソンのゴールで米国は3-0と勝利。2戦めのドイツ戦では、スミスが2点、スワンソンが1点をマークした。3戦めのオーストラリア戦では、ロッドマンが先制ゴールを決めている。3連勝には3トップが絡んで貢献した。

 

 ピッチ内外で耳目を集める強力3トップに日本はどう挑むのか。なでしこジャパンは、パリ五輪では一貫して3バックのシステムを用いてきたが、3トップの米国に対し、いままでどおり3トッププラス2ウイングバックの5バック気味で戦うのか、それともオーソドックスな4バックで迎え撃つのか。池田太監督の采配にも注目が集まる。

( SmartFLASH )

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