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「ロッテファン同士がけんか」急拡散するデマ情報に球団が異例の注意喚起、ポスト主には批判が殺到の“泥仕合”
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.08.12 19:20 最終更新日:2024.08.12 19:20
8月10日、プロ野球ロッテ対オリックス戦の試合終了後、ある情報がSNSを駆けめぐった。
「ロッテファン同士の間でけんかが勃発し、現場を目撃した、というポストが大量に上がってきたのです。《ロッテファン同士の殴り合い》《倒れて後頭部を強打》《完全に伸びてる相手に男が追撃》《近くにいた人が近くのキッチンカーのスタッフにAED持ってくるように駆け込む》《救急車と警察到着→搬送》《心肺停止》……などと、次々にポストされました。ただ、けんかそのものの写真をあげた人はおらず、救急車の画像はアップされていましたが、そこから《~らしい》《~と聞いた》というポストが激増していったのです。まさに、デマ拡散の典型のような状態でした」(スポーツ担当記者)
翌11日にかけ、Xではデマがさらに加速。
《記事を見る限り喧嘩というより一方的な暴力で心肺停止》
《真偽は分からんけどロッテファン同士の喧嘩で後頭部を打って意識ない相手に追い打ちで殴る蹴るの暴行を加えて被害者は心肺停止らしい》
《子持ちで家族で来てた被害者が意識不明で AEDまで使う事になったのに 暴行辞めなかったとか 人として終わってる》
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球団の責任問題と騒ぎ始める書き込みも出始めた11日16時、千葉ロッテマリーンズが正式発表をリリースした。
《8月10日(土)試合後の外周エリアにおきまして、一緒に観戦されたお客様同士のトラブルが発生しました。大事をとって1名の方の救急搬送を行いましたが、すでに治療は終え、当事者同士におきましては、和解しています。なお、当事者には試合観戦契約約款に則り、今後の処分を検討してまいります》
さらに、SNSに関する注意が続いた。
《本来、球場でのトラブルに関する発信は行いませんが、SNS上で事実とは大きく異なる情報の拡散が見受けられたため発信いたします。今後、憶測などで情報を流したり、それらを拡散する行為はお控えいただくよう、ご理解とご協力をお願いします》
この発表を受け、X上では《デマを書くな》とポスト主が攻撃されるという、泥仕合が展開している。
《昨日のZOZOマリンでの試合でファン同士のトラブルは実際にあったがXで「被害者が心肺停止」などという事は全く事実ではなくただの憶測だったという事 碌な事実確認もしないでよくありもしない事を容易に言えるものだなと思う そしてそれを拡散する人が多くいるのがまた何とも 世も末だな本当に》
情報を書き込む前に、一度、時間をかけて内容を確認することが不可欠だ。
( SmartFLASH )