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もはや試合以上に「始球式見たい」やり投・北口榛花のCS初戦登板にファン大興奮! 「式後はブルペン待機で」あらぬ期待も

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.10.11 20:15 最終更新日:2024.10.11 20:15

もはや試合以上に「始球式見たい」やり投・北口榛花のCS初戦登板にファン大興奮! 「式後はブルペン待機で」あらぬ期待も

笑顔で表彰台に上がる北口榛花(写真・JMPA)

 

 やはり“噂”は本当だったのだ。

 

 パリ五輪陸上・やり投で日本女子史上初の金メダルを獲得した、北口榛花(はるか)。その偉業に対し、本誌ではスポーツ紙デスクの話として「同じ『投げる』ということで、北口選手のもとにはプロ野球の球団から始球式のオファーが殺到している」と8月中旬に報じたが、正式に“登板日”が決まった。

 

 それはクライマックスシリーズ・ファーストステージ初戦となる、日ハム対ロッテ戦(10月12日)という大事な一戦。北口が北海道旭川市出身ということで、場所は大方の予想どおり、同じ北海道・札幌にある日ハムの本拠地・エンスコフィールドだ。

 

 

 10月8日、都内で文部科学省の表彰式に出席した北口は、小さな声で「自信はぜんぜんありません」とポツリ。続けて「いままでのやり投の人たちが上手に投げられたり、速い球を投げられているので、すごいプレッシャーがあって。試合よりも緊張するかもしれません。ノーバンで、しっかりストライクを取りたい」と控えめに語った。

 

 ちなみに、始球式での女性の最速記録は、“野球女子”として知られるモデルの椿梨央が記録した107km/h。タレントの稲村亜美の103km/hを2021年に抜いてのものだ。

 

 一方の北口は、高校時代にテレビの企画でボールを投げたことがあり、そのときは「90何kmだったと思うんですけど」と言い、100km/h台には届かなかった記憶があるという。だが、現在26歳の北口。計測当時から10年近く経ち、やり投の記録も大幅に伸びている。女性最高速へ期待がかかるのは当然のことだろう。

 

 Xでも、彼女への期待の大きさがわかる投稿が目立った。

 

《CSを試合前から見る楽しみが倍増した》

 

《12日の始球式、北口榛花ちゃん来るの~ッッッッ!いいな~!!いつもニコニコかわいくて大好きなんだよ~》

 

《試合はどうでもいいが始球式みたい》

 

 なかには、《北口榛花さん、マウンドからの始球式より外野からの大遠投式やってほしい》《北口榛花選手、始球式後はブルペン待機でお願いします》などと、すでに歴然としている“肩の強さ”に、あらぬ期待をする声も。ちなみに、彼女の所属するJALに「何球団から始球式のオファーが来たのか」を尋ねたが、「記録を取っていないのでわかりません」とのことだった。

 

 一方、まさに旬の人物だけに、気になるのは始球式のギャランティだ。こちらも破格なのか……と思いきや、意外な事実が判明した。広告代理店関係者が明かす。

 

「これまでの慣例からすれば、始球式の登板は、一般人やファンは無償で、サイン入りボールなどがもらえる程度です。五輪選手やメダリストともなれば無償ということはありませんが、それでも『お車代』として、謝礼が数万円ほど。むしろ引き受けるほうも、名誉だと思っている方が多いです」

 

 自信はないとはいえ、これまでも大舞台では結果を残してきた彼女。「名誉の登板」で、いったいどんな投球を見せてくれるのか、楽しみでならない。

( SmartFLASH )

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