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ニューヨーク5年めの「田中将大」よく使う英語フレーズは「アハン」
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.08 11:00 最終更新日:2018.01.08 11:00
ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が、1月2日放送の『しゃべくり007新春SP』(日本テレビ系)に出演した。
番組では田中のニューヨークでの生活が話題に。田中は冒頭で「ニューヨークにいるときって、基本的に自宅と球場の往復だけ。『今度ニューヨーク行くから案内して』とか言われても無理」と発言。
移住して5年めだが、洋服店や美味しいレストランなども「全然知らない」という。
ここでくりいむしちゅー・有田哲平に「じゃあ24億円は何に使っている?」と聞かれると、田中は「半分以上がまず税金。そんなに(お金は)思われてるほど、貯まっていないと思います」と回答していた。
ニューヨーク生活が長くなれば、英語がうまくなっているはず。語学力について聞かれると。
「いや全然です。言ってることはけっこう耳に入ってくるんですけど、しゃべる方が(だめ)。勉強も全然してこなかったので、なかなか言葉が出てこない」
本人いわく、英語が話せなくても「なんとかなる」。よく使う英語フレーズを聞かれると、相槌の「アハン」だと明かし、スタジオを沸かせていた。
じつは田中の言葉の問題がきっかけで、ある物議を醸したことがある。
2017年6月6日の対レッドソックス戦。田中がピンチの場面で、コーチとのやりとりのために、通訳をマウンドに入れた。これに対して、解説者のジェリー・レミー氏が、「田中は通訳を使うべきではない。(英語の)野球用語を学ぶべき」と発言し、差別的と受けとられ炎上。レミー氏が謝罪に追い込まれた。
メジャーリーグでは、2013年から通訳をマウンドに入れることも可能になっている。プレー以外や会見でも、通訳が日本人選手のサポートをするのが一般的だ。
日刊ゲンダイによると、じつは田中は渡米前に英語力を上げるための学習計画を立てていたという。しかし実際にメジャーへ行ってみると、コンディション管理やトレーニングなど日々やるべきことが山積。優先順位を決め、英語学習を断念したのではと報じている。
2017年9月には、日米通算150勝を達成した田中。言葉ができなくとも、結果を残せれば「なんとかなる」のである。