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星野仙一が爆笑問題・田中に見せた優しさと気配り
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.10 16:00 最終更新日:2018.01.10 16:01
1月7日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ系)にて、お笑い芸人・爆笑問題の2人が、7日に急逝が報じられたプロ野球選手・星野仙一について語っていた。
「ピッチャーであそこまで感情をむき出しにするっていうのは、『燃える男』って言われて格好よかったね」(太田光)
「地元の中日でも大スターで人気あったけど、他球団のファンの人に愛された人ですよね。球団を超えるっていう。そこまでいかないとプロ野球選手として超一流とはいえないじゃないですか。『チームのファンだから応援する』じゃなくて」(田中裕二)
また、田中は昨年3月までTBS系のスポーツ番組『S1』のMCを担当していたため、星野仙一が楽天イーグルス時代に日本一に輝いた直後に取材している。当時の様子をこう語っていた。
「日本一の瞬間も『S1』で仙台で取材に行って。優勝したその後、すぐ生出演。恐らく、星野さんにとって人生最高の日にもなったと思うんですよ。打倒巨人で来て(星野は現役時代からアンチ巨人として有名)、パ・リーグの楽天で、日本シリーズで巨人を倒して日本一ですから」
しかし、取材する側の田中は大の巨人ファン。星野はそのことを知っていたため「『田中はなぁ、本当は悔しいんだろ?』みたいな。そういう優しさと配慮があった」という。
現役時代のみならず、指導者になっても燃える男として闘志を剥き出しにしてきた星野。その実、優しさと配慮を兼ね備えていたことがわかる、貴重なエピソードとなった。