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大谷翔平 “盟友” のドジャース残留で高まる「V2」の可能性…優勝への貢献度は「打率」だけじゃない!
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.30 16:54 最終更新日:2024.12.30 16:54
21世紀初のワールドシリーズ連覇を目指すドジャースにとって、何よりも素晴らしい “補強” になったに違いない。
12月28日(日本時間)、FAとなっていたテオスカー・ヘルナンデスがド軍と再契約に合意したと米の複数メディアが報道。ヘルナンデスも自身のInstagramで再契約を報告した。契約は3年総額6600万ドル(約104億円)と巨額の契約となった。
もっとも、この金額には米メディアも納得の様子。というのも、チームの象徴として取り上げられるのは、大谷翔平とともにMVPトリオのムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン野手だが、大谷の成績は別格として、ヘルナンデスの本塁打・打点はベッツ、フリーマンを大きく上回っている。とくにチャンスには強い印象をファンに与え続け、ここぞというときに殊勲打を数多く放っていた。
今季154試合に出場し、打率.272、キャリア最多の33本塁打、99打点、選手がチームの得点にどれくらい貢献できているかを現わすOPSは0.840という成績で、自身3度目のシルバースラッガー賞を獲得した。
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大谷に次ぐ2位の本塁打、打点を記録。7月のオールスターゲームでは、ドジャースの選手として、史上初めてホームランダービー優勝を果たした選手でもある。
「彼のチームへの貢献は、単なる打者としての成績にとどまりません。彼はムードメーカーで、最高の盛り上げ役としても知られるからです。
ド軍は伝統を重んじる球団だけに、ホームランを打った打者を迎え入れる “ホームラン・セレブレーション” はおこなってきませんでした。
しかし、2024年にヘルナンデスが加入すると初めて導入されたんです。彼は、チームメイトが打つと真っ先にベンチを飛び出し、大量のヒマワリの種を投げつけていました。
この “ホームラン・セレブレーション” は、チームを盛り上げる意味で、なくてはならない儀式となっています。
また、ド軍がワールドシリーズを制覇し、地元のロスに帰ってパレード、そして優勝のセレモニーをドジャースタジアムでおこなった際、チームメイトから会場への挨拶を求められるほどの人望を誇ります」(スポーツ記者)
このときは、ふだんは陽気なドミニカンのテオスカーが「テオ! テオ!」の大声援に感極まり、「ドジャースがこの機会を僕に与えてくれた」と涙。
続けて「ファンのみなさんが優勝の夢を実現させてくれました。私を世界チャンピオンにしてくれてありがとう」と絶叫すると、“テオコール” はさらに強まった。
「彼は野球の実力のみならず、人間性を含めて大人気なんです。ファンは、みな彼に残留してほしいと願っていました。ただ、彼も来季は33歳になりますから、大型契約は難しいとも言われていた。
しかし、100億円超えの契約をしたということは、『まだまだやれる』と実力を評価されたということでしょう。メジャーでは連覇は至難の業だといわれてきましたが、テオスカーの残留でV2への期待は大きく高まっています」(現地記者)
日本でも彼の人気は高い。Xでも喜びの声は多い。
《テオ、3年契約 ドジャース残留 マヂで良かった とりあえず、 来年もドジャースの1年が 楽しみ過ぎる》
《ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス選手残留決定したそうで大変よかった 間違いなくワールドシリーズの優勝に貢献したドジャースの名選手の1人だからね彼は》
《大谷さんにとってもチームにとっても嬉しいニュース》
年越しにかけて、ヘルナンデスの残留、大谷の妻・真美子さんの妊娠と、いいこと尽くしのド軍。連覇に向けて最高のスタートを切ったようだ。
( SmartFLASH )
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