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佐々木朗希「移籍先はドジャース→パドレス?」の“怪動画”拡散“本命入り必然”だったはずが…周囲が勧める「他チーム入り」の思惑

スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2025.01.16 18:47 最終更新日:2025.01.16 18:47

佐々木朗希「移籍先はドジャース→パドレス?」の“怪動画”拡散“本命入り必然”だったはずが…周囲が勧める「他チーム入り」の思惑

佐々木朗希(写真・共同通信)

 

 ポスティングシステムでメジャー移籍を目指している、佐々木朗希の交渉期限が迫っている。締め切りは、米東部時間1月23日午後5時(日本時間24日午前7時)までだ。

 

 現地では「移籍先候補はロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、トロント・ブルージェイズの3球団に絞られた」とするなか、興味深い動画が1月13日(同14日)にSNSで拡散され、話題となっている。

 

 

 拡散されている動画はメディアによる投稿ではなさそうだが、パ軍のチームウェアと見られる茶のシャツと帽子、黄色のハーフパンツ、黄色のスパイクを着用している。投球フォームも左ひざを曲げて高く上げる佐々木特有のそのままで、ものまねでない限り、本人と見る向きは多い。

 

 また、米メディア『アスレチック』によると、佐々木は先週末にパ軍の本拠地・ペトコパークを訪れており、その際に撮影された動画の可能性があるのだ。

 

 佐々木がポスティング移籍を宣言した際、面談を求めた球団は20にも及ぶと伝えられ、そのなかでつねにリードしていたのが、佐々木があこがれる大谷翔平が所属するド軍だった。

 

 しかし、この動画によって風向きは変わったとみていいのか。すでにパ軍ファンは喜びが隠せないようで、Xでも《佐々木朗希、パドレス行く気満々やん笑》《佐々木朗希、パドレスの練習場で練習してるってことは入団決まりかな!》《佐々木君に悪役は似合わない、パドレスと契約すれば気持ちよくみんなに大歓迎で迎えられるよ》と、心待ちにしているファンは多い。

 

 では、なぜ本命がド軍からパ軍に変ったのか。現地記者が解説する。

 

「もともと佐々木にとってあこがれの存在が大谷で、WBCで共闘したことによってその思いは強まり、メジャーでやるなら『同じチームで』という気持ちに動いていたようです。また、山本由伸投手と同じ広告代理店関係者が佐々木についていることもあり、佐々木がド軍に入ることは、いつしか必然のような形になっていったのです」

 

 だが、あまりにもド軍の“日本人色”が強まったことで、本人よりも周囲が「ほかのチーム入りを勧めている」と続ける。

 

「佐々木の代理人や広告代理店関係者は、当然、入団後の副収入も重視しています。しかし、もはや日本でいちばん副収入の多い大谷がいて、山本もCMに出始めているド軍に入れば、影が薄くなる。となると、佐々木はスポンサーなどの副収入があまり期待できなくなるのです。

 

 パ軍にもダルビッシュ有と松井裕樹がいますが、副収入の面ではド軍の大谷ほど影響力はありません。それに佐々木は、ダルビッシュを師匠のように思っていて、昨シーズンもLINEなどでアドバイスを受けていたといいます。佐々木にとって、パ軍はあらゆる面でやりやすい球団でもあるんです」

 

 米国の野球番組では、佐々木の入団先とともに「今季、新人王が獲れるか、獲れないか」が話題となっている。決断の日まで、10日を切った。

( SmartFLASH )

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