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久保建英 “古巣”バルサ復帰の可能性が浮上、白羽の矢を立てたドイツ元監督との因縁

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記事投稿日:2025.02.12 20:10 最終更新日:2025.02.12 20:10
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
久保建英 “古巣”バルサ復帰の可能性が浮上、白羽の矢を立てたドイツ元監督との因縁

古巣への復帰が取りざたされる久保建英(写真・ムツ・カワモリ/アフロ)

 

 ラ・リーガ(スペインリーグ)で圧倒的なパフォーマンスを見せながら、なぜかベンチスタートが多いレアル・ソシエダの久保建英

 

 ソシエダは、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国内カップ戦)の準決勝、さらにヨーロッパリーグ(EL)でも決勝トーナメント進出プレーオフと日程が詰まっており、選手を適度に休ませる必要があることは事実だ。だが、久保の力量を考えれば、「そろそろステップアップの時期では」との意見も多い。

 

 

 実際に久保を狙っているクラブはスペイン国内外に多く、特に“古巣”バルセロナが熱視線を送っていると言われている。

 

「海外メディアでは、バルセロナが久保の獲得を検討しているとたびたび報じられています。中でも、久保の獲得を熱望しているのが今季から監督に就任したドイツ人のハンジ・フリックと言われているんです。じつは、フリック監督にとって久保は曰く付きの人物なんですよ」(スポーツ記者)

 

 今年の2月24日に還暦を迎えるフリック監督は、数々の栄光を獲得した名将でもある。2019~2020年シーズン途中にバイエルンの監督に就任すると、振るわなかったチームをV字回復させ、前人未到のリーグ8連覇に導いた。さらに、UEFAチャンピオンズリーグでも圧倒的な強さを見せ、全勝優勝も果たしている。

 

 翌シーズンも優勝し9連覇。その実績を評価され、ドイツ代表監督に招聘された。思えばこのステップアップが、久保との因縁の始まりだった。

 

「ドイツ代表は、2014年ブラジルW杯を圧倒的な力で制し、4度めの世界一となりました。主力が若いことから『しばらくはドイツの時代』と言われたほど。ところが2018年のロシアW杯では、まさかの予選グループ敗退を喫し、2022年カタールW杯で再建を託されたのが、フリック監督だったんです。

 

 しかしカタールでも日本に敗れ、スペインとも引き分けたことが尾を引き、2大会連続で予選グループ敗退となりました。この時点でフリック監督の解任も噂されましたが、ドイツサッカー連盟はフリック監督にリベンジの場を与えた。それが2023年9月9日、ホームでの日本戦でした。

 

 圧倒的な声援をバックにドイツが攻勢に出るも、試合は前半を終えて日本が2-1とリード。もしドイツが負ければ自身のクビが飛ぶことは痛いほどわかっていたため、猛攻を仕掛けた。そこで大きな壁となったのが久保でした。

 

 試合終盤、見事な個の力で2アシストを決め、日本が4-1で勝利。事実上、この時点でフリック監督の解任が決まったわけです。要するに、久保がフリック監督に引導を渡したというわけです」(サッカーライター)

 

 奈落の底に落とされた相手だけに、その実力を誰よりも認めている。だからこそ、久保の獲得に動いているのかもしれない。

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