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平昌五輪「代表美女」のつぼみ時代(5)メダル期待のスノボ選手
スポーツFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.06 16:00 最終更新日:2018.02.07 21:29
平昌オリンピック開会式まであとわずか。金メダル候補から注目候補選手まで、彼女たちの原点を追った。本人&両親が「飛躍の転機」を明かしてくれた。
2015年の世界選手権スロープスタイルで金メダル、2017年も銅メダルを獲得した鬼塚雅(19)。今大会もメダル有力候補の彼女は熊本県で生まれた。
「5歳のとき、福岡のゲレンデで滑ったのが初めてです。雪に触れるだけで楽しかった」(鬼塚選手)
家族とキャンピングカーで長野のスキー場にも通った。
「私は寝てただけです(笑)」
必殺技は最高難度の縦2回転、横3回転する「バックサイドダブルコーク1080」。
「成功できたら、金メダル。2種目でのメダルを狙いたいです」
続いて、五輪は4回めだが、3年前に着順を競うスノーボードクロスから、技の完成度を競う種目に転向した藤森由香(31)。
「種目が違うと、国内で成績を残さないとW杯に出場できない。よく間に合った」(父・昭さん)
実家がスノボ店を経営していて、姉の由美さんとともに小学1年生から始めた。
「表彰台に上れると信じています」(同)
代表内定の日、姉が第二子を出産。喜びが重なる日だった。
最後に、ソチ五輪銀メダリストの竹内智香(34)。ただ、1本め1位だったが、2本めに痛恨の転倒。つかみかけていた金を逃した。
さらに2016年3月のW杯レース中、左膝前十字靱帯断裂で全治10カ月の診断。当初は、怪我を公表できなかった。
「いまでは、自分と向き合ういい機会になったと思っています。それに、金メダルを獲ったときにいいストーリーになる、と(笑)」(竹内選手)
(週刊FLASH 2018年1月16・23日合併号)