スポーツ
2日間で総額200億円! 「MLB東京シリーズ」でドジャース“親会社”投資企業が稼いだ“おいしい額”

ベンチにも「GUGGENHEIM」のロゴが(写真・田中昭男)
3月18、19日のドジャース対カブスの2連戦は、東京ドームに8万4732人を集めた。そして、大谷翔平の第1号本塁打、山本由伸と佐々木朗希の熱投は、周囲に規格外の「潤い」をもたらしたようだ。その裏で――。
「MLB東京シリーズ・プレゼンテッドバイ・グッゲンハイム」。今回の開幕シリーズの正式名称だが、聞き慣れない「グッゲンハイム」とは何なのか。
【関連記事:ドジャース開幕戦は驚異の視聴率30%超え!日テレ、大谷との “完全修復” で浮き彫りになる「フジテレビとの明暗」】
「今回のシリーズの冠スポンサーですよ」
と語るのは、大手広告代理店社員だ。
「日本ではなじみが薄いですが、じつはドジャースの親会社にあたる投資企業です。運用資産約50兆円を誇り、2012年にドジャースを約1660億円で買収しています」
そもそも、今回の開幕シリーズのホームチームはカブスだ。なぜ、グッゲンハイムがスポンサーなのか。
「5万6000人を収容できるドジャースタジアムに対し、カブスのホーム、リグレー・フィールドの収容人数は4万2000人。ドジャースが貴重なホームゲームの2試合を消化してしまうより、カブスをホームチームとしたほうがビジネス的においしいんです。シカゴは、3月はまだ気温が低いですし、鈴木誠也選手や今永昇太投手を擁するカブスにとっても、安全な東京で試合をおこなうのはメリットが大きいんです」
メジャー屈指の人気球団であるドジャースは、ロードに出ても収益を見込める。
「今回の2試合のチケット販売における収益だけで30億円を超えており、大谷選手のレプリカユニホームなどのグッズ売り上げは、それを上回る60億円。メディア放映権料や関連の広告収益100億円を含めると、総額は200億円に届くといわれています。カブスや、今回の興行を仕切った読売新聞社にとってもおいしいというわけです」
ドジャースがロードチームでありながら、開幕シリーズの“主催者”のように振る舞えるのは、この莫大な収益のおかげなのだ。