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ドジャース「開幕シリーズ」映画化計画…「マグロ解体ショー」にも密着、佐々木朗希の故郷・大船渡での上映会も企画

全選手が参加した食事会は大谷翔平が支払ったという(3月19日、写真・桑原 靖)
3月18、19日のドジャースvs.カブス2連戦は、東京ドームに8万4732人を集めた。そして、大谷翔平の第1号本塁打、山本由伸と佐々木朗希の熱投は、周囲に規格外の「潤い」をもたらしたようだ。その裏で――。
3月15日にコンラッド東京の大宴会場でおこなわれたドジャースの食事会。実質的な仕切りは大谷がおこない、支払いも一手に引き受けたという。
「じつは、この食事会をセッティングさせていただいたのは弊社なんですよ」
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そう語るのは、大手広告代理店・電通の関係者だ。
「MLBの開幕シリーズの開催地が発表されて間もなく、大谷選手が代理人を通して企画を探っていたものです。もちろん、基本的には大谷選手個人のポケットマネーですが、電通のほか、協賛スポンサーのサポートもありました。大谷選手は、バックヤードに待機していた我々に『ありがとうございました』とお礼を言いに来てくれました」
電通がそこまで大谷やドジャースをサポートするのは、ある思惑があるからだ。
「今回の開幕シリーズを、映画化する計画があるのです。ドジャースナインが米国を旅立つところから、マグロ解体ショーなど東京での滞在の様子や試合前後の表情、帰国するまでを、すでに映像に収めています。大谷選手にも許諾をいただき、できるかぎり密着しました」(同前)
開幕シリーズを放送した日本テレビのほか、動画配信サービスでの課金による放映も検討しているという。
「また、2023年のWBCで侍ジャパンに密着したドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』(2023年)のように、映画館で公開することも企画しています。同作は4週間の劇場公開で85万人を動員し、16億円以上の興行収入でした。今回はそれ以上を目指します」(同前)
また、このドキュメンタリー映画について、あるプロジェクトが進んでいるという。電通関係者が続ける。
「大谷選手からは、我々が企画している開幕シリーズのドキュメンタリー映画について、『できるだけたくさんの小中学生たちに観てほしい。そして、野球をもっと好きになってほしい』というメッセージをいただいています。そこで計画されているのが、佐々木朗希投手の故郷である大船渡で、上映会を開くことです。佐々木投手の悲願である大船渡の復興にも寄与できるようにしたいと思っています」
佐々木は、東日本大震災から14年を迎えた3月11日、球団を通じて「これからも変わらず故郷と繋がっていたい」とコメントを発表している。2025年、故郷が大規模な山火事に襲われた際には、1000万円の見舞金と寝具500セットを寄付。映画が故郷で上映されれば、その躍動する姿は、子供たちの勇気となるはずだ。